River 歌詞 島みやえい子 ふりがな付

この限界げんかいを超こえるには 方法ほうほうはただひとつ
月夜つきよに横よこたわる この川かわを渡わたること

動うごくもの狙ねらう銃口じゅうこう 潜ひそむ壁かべをつたって
震ふるえが止とまらない足あしを水みずの中なかへ
そして前まえへ ただ前まえへ

River
流ながれにこの身みを 持もって行いかれそうになりながら
思おもいはふたつだけ
残のこしてきた君きみ 生いきたいという衝動しょうどう

水草みずくさが絡からみつき この僕ぼくを引ひき止とめる
振ふり払はらうこの手てが 川岸かわぎしをとらえた時とき

越境者えっきょうしゃを見張みはるライトを 遠とおく眺ながめながら
声こえを押おし殺ころして泣ないた 僕ぼくは
何なにを捨すてて 何なにを守まもったの?

River
流ながれておいでよ 愛いとしい人ひと君きみもここへ
必かならずいつの日ひか
橋はしを架かけるよ 君きみを迎むかえるために

永遠えいえんはひとつだけ それは流浪るろうの川底かわぞこで
微動びどうだにしない 愛あいという名なのJewel

River
流ながれておいでよ
(I made up my mind. Longing a thread of hope)

River
涙なみだで見みえない
(I left the house quietly while you were sleeping)

River
新あたらしい大地だいちよ ここで僕ぼくは生いきて行いこう
川底かわぞこのJewelを 君きみに渡わたせる
その時ときが来くるまで…