河より低い町で -MY OLD MAN- 歌詞 JAYWALK ふりがな付

赤あかい夕陽ゆうひに 塗ぬりつぶされて
あの日ひ 小ちいさな 俺おれはここにいた
あいつにだけは 謝あやまるものかと
くやし涙なみだを投なげた河かわ

あの頃ころはあいつ ことあるたびに
たてつく俺おれが きっと淋さびしくて
それでも許ゆるせる ふりをするなんて
できずにぶつかりあった心こころ

コンクリートの堤防ていぼうの他ほかは
何なにも変かわって いないみたいで
まるでなんだか あいつがどこがで
俺おれを見みているようさ

Ohhh
ここで生うまれた 河かわより低ひくい町まちで
Ohhh
俺おれが生うまれた その時ときあいつ
はしゃいだらしい

誰だれよりきっと 憎にくんでいただろう
あいつにすべてを 取とり上あげられて
罵ののしる声こえに ただ唾つばを吐はき
戻もどれない橋はしを渡わたった俺おれ

あれから何度なんどか 書かいた手紙てがみは
多分たぶん読よまれはしなかっただろう
頼たよったことなど一度いちどもないけど
誉ほめられたはずもない

Ohhh
ここで生うまれた 河かわより低ひくい町まちで
Ohhh
俺おれが生うまれた その時ときあいつ
はしゃいだらしい

最後さいごの言葉ことばも 何なにも残のこさず
誰だれも呼よばずに 独ひとりで逝いったと
知しらされた俺おれが ここに来きたのを
喜よろこんでくれるかい

Ohhh
ここで生うまれた 河かわより低ひくい町まちで
Ohhh
俺おれが生うまれた その時ときあいつ
はしゃいだらしい