無口な風 歌詞 金月真美 ふりがな付

抱だきしめられたらどんな香かおりがするのだろ
胸むねの鼓動こどうを合あわせて眠ねむりたいの

幸しあわせは傷きずつかずに本心しんじつを告つげること
うつむく恋こいは鳥とりのいない空そらに泳およぐ羽根はね

口くちづけ交かわせばどんな温ぬくもり感かんじるの
あなたの頬ほおかすめる無口むくちな風かぜ

寄より添そい合あえたらどんな眼差まなざしするのだろ
吐息といき集あつめて甘あまえて夢ゆめを見みたい

悲かなしみは他ほかの誰だれも慰なぐさめにならぬ事こと
とどかぬ恋こいは海うみに溶とける言葉ことばのない詩し

愛あいし合あえたならどんなささやき聞きくのだろ
あなたに寄よせて返かえす孤独こどくな波なみ

あなたの笑顔えがおが私わたしを一人ひとりきりにするの

優やさしさは与あたえ続つづけ何なにも望のぞまないこと
流行はやらぬ恋こいは森もりにおびえ色いろに迷まよう花はな

忘わすれられたならどんな言いい訳わけいるのだろ
あなたが幸しあわせなら風かぜのままで