よみ:てんきあめ
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少すこしだけ眠ねむい月つきをこすって歩あるくのは曇くもった午後ごご3時じ
いつもだったならば向むかった駅えきのまわりのビルを見上みあげるのに
俯うつむいたまま
いくつもの雲くもを感かんじるたびむなしさに押おしつぶされそうだ
ねぇリラックスしてさらっと今いまをなんとなくやり過すごせたならば
どんなにいいだろう
天気雨てんきあめ 降ふり出だして太陽たいようが 僕ぼくを照てらすなんてどうかしてるんだ
雲間くもまから得意気とくいげな空そらが見みえた
たしかに青あおいけど虹にじはひとつも見みえない
何回なんかいもため息いきがこぼれ、そのたびににわか雨あめが落おちた
僕ぼくはいったい何なにについて苛立いらだちを抱かかえて歩あるいているの?
雨あめは止やんだ
恋こいしくて涙目なみだめになる午後ごごはひとりではないとちょっと言いって欲ほしいんだ
誰だれのせいにしたって夜よるは来くるから子犬こいぬのように僕ぼくは首くびを振ふって…
虹にじを追おえ!
恋こいしさに焦こがれたら人波ひとなみが僕ぼくを包つつむほど誰だれかに会あいたい
何なにのせいにしたっていつまでたっても子犬こいぬのように息いきを切きらしてはいられない
天気雨てんきあめ過すぎ去さった雲間くもまから
夜よるは見みつめるけど星ほしはひとつも見みえない
いつもだったならば向むかった駅えきのまわりのビルを見上みあげるのに
俯うつむいたまま
いくつもの雲くもを感かんじるたびむなしさに押おしつぶされそうだ
ねぇリラックスしてさらっと今いまをなんとなくやり過すごせたならば
どんなにいいだろう
天気雨てんきあめ 降ふり出だして太陽たいようが 僕ぼくを照てらすなんてどうかしてるんだ
雲間くもまから得意気とくいげな空そらが見みえた
たしかに青あおいけど虹にじはひとつも見みえない
何回なんかいもため息いきがこぼれ、そのたびににわか雨あめが落おちた
僕ぼくはいったい何なにについて苛立いらだちを抱かかえて歩あるいているの?
雨あめは止やんだ
恋こいしくて涙目なみだめになる午後ごごはひとりではないとちょっと言いって欲ほしいんだ
誰だれのせいにしたって夜よるは来くるから子犬こいぬのように僕ぼくは首くびを振ふって…
虹にじを追おえ!
恋こいしさに焦こがれたら人波ひとなみが僕ぼくを包つつむほど誰だれかに会あいたい
何なにのせいにしたっていつまでたっても子犬こいぬのように息いきを切きらしてはいられない
天気雨てんきあめ過すぎ去さった雲間くもまから
夜よるは見みつめるけど星ほしはひとつも見みえない