稜線りょうせんを跨またぎ近付ちかづくジャイアント
竦すくんだ足あしで立たつ僕ぼくに
さっきまで見みていた星ほし ひとつくれたよ
月見草つきみそうが首くびをもたげ 彼女かのじょの居場所いばしょを隠かくす
道みちを遮さえぎる魔女まじょから 思おもわず飛とびつきたくなるような大予言だいよげん
手ての鳴なる方ほうへ 導みちびかれるように
微かすかな月明つきあかりを背せにし ふと身みをかがめば
地ちを這はいながら 輝かがやくアンクレット
星屑ほしくずを蹴散けちらし彼女かのじょは今いま 夜よるの海うみへ行いく
流木りゅうぼくを蹴けって夜明よあけも待まつ
眠ねむれぬ戦士せんしは歩あるく
帷子かたびらごしに輝かがやく不気味ぶきみな漁火いさりび
高鳴たかなる胸むね 押おさえながら 足跡あしあとを辿たどるうち
黒猫くろねこがくわえてきた 思おもわず唾つばを飲のみ込こんだ写真しゃしんを手てに
声こえ無なき声こえに 導みちびかれるように
波音なみおとを頼たよりに進すすんで 見みつけた彼女かのじょの
砂すなに残のこされ 煌きらめくアンクレット
人魚にんぎょの姿すがたで微笑ほほえみながら 夜よるの海うみを行いく
稜線ryousenをwo跨mataぎgi近付chikaduくkuジャイアントjaianto
竦sukuんだnda足ashiでde立taつtsu僕bokuにni
さっきまでsakkimade見miていたteita星hoshi ひとつくれたよhitotsukuretayo
月見草tsukimisouがga首kubiをもたげwomotage 彼女kanojoのno居場所ibasyoをwo隠kakuすsu
道michiをwo遮saegiるru魔女majoからkara 思omoわずwazu飛toびつきたくなるようなbitsukitakunaruyouna大予言daiyogen
手teのno鳴naるru方houへhe 導michibiかれるようにkareruyouni
微kasuかなkana月明tsukiaかりをkariwo背seにしnishi ふとfuto身miをかがめばwokagameba
地chiをwo這haいながらinagara 輝kagayaくkuアンクレットankuretto
星屑hoshikuzuをwo蹴散kechiらしrashi彼女kanojoはha今ima 夜yoruのno海umiへhe行iくku
流木ryuubokuをwo蹴keってtte夜明yoaけもkemo待maつtsu
眠nemuれぬrenu戦士senshiはha歩aruくku
帷子katabiraごしにgoshini輝kagayaくku不気味bukimiなna漁火isaribi
高鳴takanaるru胸mune 押oさえながらsaenagara 足跡ashiatoをwo辿tadoるうちruuchi
黒猫kuronekoがくわえてきたgakuwaetekita 思omoわずwazu唾tsubaをwo飲noみmi込koんだnda写真syashinをwo手teにni
声koe無naきki声koeにni 導michibiかれるようにkareruyouni
波音namiotoをwo頼tayoりにrini進susuんでnde 見miつけたtsuketa彼女kanojoのno
砂sunaにni残nokoされsare 煌kiraめくmekuアンクレットankuretto
人魚ningyoのno姿sugataでde微笑hohoeみながらminagara 夜yoruのno海umiをwo行iくku