リサの海 歌詞 ペドロ&カプリシャス ふりがな付

秋あきが三度みたびめぐり 日暮ひぐれ駅えき
なつかしさで胸むねを いたませ
帰かえって来きたよ この町まちへ
リサの姿すがたがない 闇やみの部屋へや
畳たたみに家具かぐのあと ましろく
昔むかしの暮くらしを きざんでる
ああリサよ いつの日ひか
二人ふたりして ふるさとで
海うみを見みて 生いきようと
約束やくそくしたはずだ

捜さがしあてた時ときは 三月みつきあと
思おもいがけずリサは ベッドで
明日あすも知しれない 身みだという
ああリサよ 窓まどの外そと
街まち灯あかり 消きえ去さって
ああリサよ ふるさとの
潮騒しおさいが 聞きこえるか
せめてそい寝ねしよう ひと時ときを
答こたえ返かえらなくても 二人ふたりで
リサの海うみへと旅立たびだとう