病葉わくらばを 今日きょうも浮うかべて
街まちの谷たに 川かわは流ながれる
ささやかな 望のぞみ破やぶれて
哀かなしみに 染そまる瞳ひとみに
黄昏たそがれの 水みずのまぶしさ
思おもい出での 橋はしのたもとに
錆さびついた 夢ゆめのかずかず
ある人ひとは 心こころつめたく
ある人ひとは 好すきで別わかれて
吹ふき抜ぬける 風かぜに泣ないてる
ともし灯びも 薄うすい谷間たにまを
ひとすじに 川かわは流ながれる
人ひとの世よの 塵ちりにまみれて
なお生いきる 水みずをみつめて
嘆なげくまい 明日あすは明あかるく
病葉wakurabaをwo 今日kyouもmo浮uかべてkabete
街machiのno谷tani 川kawaはha流nagaれるreru
ささやかなsasayakana 望nozoみmi破yabuれてrete
哀kanaしみにshimini 染soまるmaru瞳hitomiにni
黄昏tasogareのno 水mizuのまぶしさnomabushisa
思omoいi出deのno 橋hashiのたもとにnotamotoni
錆saびついたbitsuita 夢yumeのかずかずnokazukazu
あるaru人hitoはha 心kokoroつめたくtsumetaku
あるaru人hitoはha 好suきでkide別wakaれてrete
吹fuきki抜nuけるkeru 風kazeにni泣naいてるiteru
ともしtomoshi灯biもmo 薄usuいi谷間tanimaをwo
ひとすじにhitosujini 川kawaはha流nagaれるreru
人hitoのno世yoのno 塵chiriにまみれてnimamirete
なおnao生iきるkiru 水mizuをみつめてwomitsumete
嘆nageくまいkumai 明日asuはha明akaるくruku