波 歌詞 五輪真弓 ふりがな付

遠とおい日ひの思おもい出では 鮮あざやかな夢ゆめ
胸むねに生いきる なつかしい 君きみの姿すがた
潮風しおかぜに吹ふかれながら 君きみは見みていた
たえまなく 押おし寄よせてくる 明日あすの波なみたちを

すべては 変かわってゆく
だからもう 追おいかけない
あの頃ころの しあわせも
君きみには 色いろあせた 1ページ

すべては 変かわってゆく
ふりかえる 間まもなく
わかってはいるけれど
時ときには あまりに速はやすぎて まだ
ついて行いけない 涙なみだたち

朝焼あさやけに 照てらされて
きらめく 波なみに
いつか きっと 会あえる日ひがくると 願ねがう
潮風しおかぜに吹ふかれながら 君きみはみるだろう
記憶きおくの果はてで 戯たわむれる 子供こどもの 君きみの姿すがた

すべては 変かわってゆく
人ひともまた 波なみのように
突然とつぜんに 遠とおざかり
そして 明日あすは 思おもい出でを運はこぶ

すべて 変かわってゆく
たちどまる 間まもなく
私わたしも歩あるいてゆこう 新あたらしい何なにかに 会あうために 今いま
君きみがくれた 愛あいを抱だきしめて