ひとり放浪さすらう 異国いこくの町まちに
今日きょうも真まっ赤かな 陽ひが墜おちる
昨日きのう出逢であった キャラバンの
可愛かわいいあの娘この 面影おもかげを
棕櫚しゅろの葉はかげの 夢ゆめに見みる
旅たびの窓辺まどべに 月影つきかげ青あおく
思おもい出ださせる 故国ふるさとよ
遠とおい太鼓たいこは キャラバンか
砂漠さばく渡わたって 吹ふく風かぜが
そぞろ身みに沁しむ エトランゼ
別わかれ惜おしんで あの娘こがくれた
音色ねいろやさしい 銀ぎんの鈴すず
歌うたも淋さびしい キャラバンの
影かげが消きえゆく 地平線ちへいせん
夕空そらに涙なみだの ひとつ星ぼし
ひとりhitori放浪sasuraうu 異国ikokuのno町machiにni
今日kyouもmo真maっxtu赤kaなna 陽hiがga墜oちるchiru
昨日kinou出逢deaったtta キャラバンkyarabanのno
可愛kawaiいあのiano娘koのno 面影omokageをwo
棕櫚syuroのno葉haかげのkageno 夢yumeにni見miるru
旅tabiのno窓辺madobeにni 月影tsukikage青aoくku
思omoいi出daさせるsaseru 故国furusatoよyo
遠tooいi太鼓taikoはha キャラバンkyarabanかka
砂漠sabaku渡wataってtte 吹fuくku風kazeがga
そぞろsozoro身miにni沁shiむmu エトランゼetoranze
別wakaれre惜oしんでshinde あのano娘koがくれたgakureta
音色neiroやさしいyasashii 銀ginのno鈴suzu
歌utaもmo淋sabiしいshii キャラバンkyarabanのno
影kageがga消kiえゆくeyuku 地平線chiheisen
夕空soraにni涙namidaのno ひとつhitotsu星boshi