藁わらで囲かこった 牢獄ろうごくに 囚とらわる程ほどに 耄碌もうろくせぬ
ぶらり 下さがった 葡萄葛えびかずら 酸すいも甘あまいも 己うぬで調しらぶ
自ころの 陶冶とうやぞ 百日紅さるすべり
花はなも 色いろも 斯かかる 程ほどに 開ひらき返かえす
統すぶは 蓋けだし 無位むいの 志し業ぎょう
荒あらぶる 神楽かぐらに 爪印そういん 毎年まいねん
暴風あらしまかぜ 喚よぶ 意い業いごう
逆上のぼせ上あがった 人形にんぎょうの 為したり
面おもてに 作興さこうも無なし
がらり 変かわった 値打ねうち踏ぶみ
寧むしろ好よき哉かな 汝うぬで白しらむ
独活うどの 不ふ材ざいか 桐きり指さしか
振ふりも 差さしも 測はかる 物ものに 依よりて反かえす
已すでに 芽め差ざす 無我むがの 遺い響きょう
荒あらぶる 神楽かぐらに 爪印そういん 毎年まいねん
暴風あらしまかぜ 喚よぶ 意い業いごう
荒あらぶる 神楽かぐらに 爪印そういん 毎年まいねん
暴風あらしまかぜ 喚よび 心こころに 嵐あらしを (嵐らん)
揺い振さぶる 開かい悟ごに 総員そういん 邁進まいしん
嵐あらし 魔ま風かぜ 吹ふく 魔境まきょう
藁waraでde囲kakoったtta 牢獄rougokuにni 囚toraわるwaru程hodoにni 耄碌mourokuせぬsenu
ぶらりburari 下saがったgatta 葡萄葛ebikazura 酸suいもimo甘amaいもimo 己unuでde調shiraぶbu
自koroのno 陶冶touyaぞzo 百日紅sarusuberi
花hanaもmo 色iroもmo 斯kaかるkaru 程hodoにni 開hiraきki返kaeすsu
統suぶはbuha 蓋kedaしshi 無位muiのno 志shi業gyou
荒araぶるburu 神楽kaguraにni 爪印souin 毎年mainen
暴風arashimakaze 喚yoぶbu 意i業igou
逆上noboせse上aがったgatta 人形ningyouのno 為shiたりtari
面omoteにni 作興sakouもmo無naしshi
がらりgarari 変kaわったwatta 値打neuちchi踏buみmi
寧mushiろro好yoきki哉kana 汝unuでde白shiraむmu
独活udoのno 不fu材zaiかka 桐kiri指sashiかka
振fuりもrimo 差saしもshimo 測hakaるru 物monoにni 依yoりてrite反kaeすsu
已sudeにni 芽me差zaすsu 無我mugaのno 遺i響kyou
荒araぶるburu 神楽kaguraにni 爪印souin 毎年mainen
暴風arashimakaze 喚yoぶbu 意i業igou
荒araぶるburu 神楽kaguraにni 爪印souin 毎年mainen
暴風arashimakaze 喚yoびbi 心kokoroにni 嵐arashiをwo (嵐ran)
揺i振sabuるru 開kai悟goにni 総員souin 邁進maishin
嵐arashi 魔ma風kaze 吹fuくku 魔境makyou