そのとき咲さいてた花はなの名なも
着きていた服ふくも忘わすれたけど
背中せなかに感かんじたときめきを
何故なぜか覚おぼえているの今いまも
光ひかる風かぜに抱だかれながら
腕うでの中なかでまどろんだ
胸むねの奥おくのカレンダーが
切せつない吐息といきでひそかにめくれた
となりで名前なまえを呼よぶだけで
それだけで幸しあわせになれた
ないものねだりのせいかしら
けんかの理由りゆうも忘わすれたけど
行いき場ばを失なくした悲かなしみを
何故なぜか覚おぼえているの
今いまも暗くらい海うみを見みつめながら
はじめて別わかれに触ふれた
許ゆるせなくて憎にくめなくて
涙なみだでにじんだくちづけかわした
それでもあなたがいるだけで
それだけでまた歩あるき出だせた
疲つかれてあなたは助手席じょしゅせきで
小ちいさな寝息ねいきをたてている
ミラーを染しみてる夕映ゆうばえに
送おくられながら今日きょうが 終おわる
どんな季節きせつもどんな場所ばしょも
こうして超こえて行いきたい
もしもそれが間違まちがいでも
たとえばすべてをなくしたとしても
となりであなたがいるだけで
それだけで幸しあわせになれる
そのときsonotoki咲saいてたiteta花hanaのno名naもmo
着kiていたteita服fukuもmo忘wasuれたけどretakedo
背中senakaにni感kanじたときめきをjitatokimekiwo
何故nazeかka覚oboえているのeteiruno今imaもmo
光hikaるru風kazeにni抱daかれながらkarenagara
腕udeのno中nakaでまどろんだdemadoronda
胸muneのno奥okuのnoカレンダkarendaーがga
切setsuないnai吐息toikiでひそかにめくれたdehisokanimekureta
となりでtonaride名前namaeをwo呼yoぶだけでbudakede
それだけでsoredakede幸shiawaせになれたseninareta
ないものねだりのせいかしらnaimononedarinoseikashira
けんかのkenkano理由riyuuもmo忘wasuれたけどretakedo
行iきki場baをwo失naくしたkushita悲kanaしみをshimiwo
何故nazeかka覚oboえているのeteiruno
今imaもmo暗kuraいi海umiをwo見miつめながらtsumenagara
はじめてhajimete別wakaれにreni触fuれたreta
許yuruせなくてsenakute憎nikuめなくてmenakute
涙namidaでにじんだくちづけかわしたdenijindakuchidukekawashita
それでもあなたがいるだけでsoredemoanatagairudakede
それだけでまたsoredakedemata歩aruきki出daせたseta
疲tsukaれてあなたはreteanataha助手席josyusekiでde
小chiiさなsana寝息neikiをたてているwotateteiru
ミラmiraーをwo染shimiてるteru夕映yuubaえにeni
送okuられながらrarenagara今日kyouがga 終oわるwaru
どんなdonna季節kisetsuもどんなmodonna場所basyoもmo
こうしてkoushite超koえてete行iきたいkitai
もしもそれがmoshimosorega間違machigaいでもidemo
たとえばすべてをなくしたとしてもtatoebasubetewonakushitatoshitemo
となりであなたがいるだけでtonarideanatagairudakede
それだけでsoredakede幸shiawaせになれるseninareru