あ~ この町まちは歴史れきしごとはかなく
そう 恋こいさえも ささいだと言いっている
あ~ それはいや 語かたらせて少すこしは
そう あのひとの哀かなしみも癒いやさせて
愛あいに染そまることをどこか恐おそれていた
伏ふし目めがちそんなひと 今いまはいとしい
あ~ 家並いえなみの順番じゅんばんも覚おぼえて
もう この町まちに慣なれたのに去さっていく
時代遅じだいおくれと言いう そうねその通とおりね
不器用ぶきようよ二人ふたりとも 心こころ流ながれて
冷ひえた背中せなか抱だいた 雨あめの夜よるの記憶きおく
くちづけの回数かいすうに 迷まよい深ふかめた 心こころ流ながれた
あa~ このkono町machiはha歴史rekishiごとはかなくgotohakanaku
そうsou 恋koiさえもsaemo ささいだとsasaidato言iっているtteiru
あa~ それはいやsorehaiya 語kataらせてrasete少sukoしはshiha
そうsou あのひとのanohitono哀kanaしみもshimimo癒iyaさせてsasete
愛aiにni染soまることをどこかmarukotowodokoka恐osoれていたreteita
伏fuしshi目meがちそんなひとgachisonnahito 今imaはいとしいhaitoshii
あa~ 家並ienaみのmino順番junbanもmo覚oboえてete
もうmou このkono町machiにni慣naれたのにretanoni去saっていくtteiku
時代遅jidaiokuれとreto言iうu そうねそのsounesono通tooりねrine
不器用bukiyouよyo二人futariともtomo 心kokoro流nagaれてrete
冷hiえたeta背中senaka抱daいたita 雨ameのno夜yoruのno記憶kioku
くちづけのkuchidukeno回数kaisuuにni 迷mayoいi深fukaめたmeta 心kokoro流nagaれたreta