いつか 歌詞 斉藤由貴 ふりがな付

振ふり返かえり 手てをかざす 汽車きしゃが今いま 深ふかい息いきを吐はき
微笑ほほえんで 微笑ほほえまれ 今日きょう 町まちを出でてゆく

さんざめく 草原そうげんの輝かがやき 後あとへ後あとへ流ながれ
ためらいも 高鳴たかなりも 今いまはただ 私わたし見守みまもるだけ

走はしりだせ 走はしりだせ 決きめたのは 自分自身じぶんじしんだから
一人ひとりきり 一人ひとりきり 淋さびしい顔かおは見みせずに行いくよ
さよなら

ありがとう 幼おさない日ひ 育はぐくみ愛あいしてくれた人ひと
ありがとう 忘わすれずに 光ひかりだけきっと守まもってゆく

美うつくしく 美うつくしく 風かぜに立たて 大空おおぞらに向むかえ
追おいかけろ 追おいかけろ 生いきてる限かぎり止やめられないよ
この夢ゆめ

時ときには この心こころ壊こわれてしまう程ほど 傷きずつき果はてて
泣なきくれる夜よるが あるとしても

負まけないで 負まけないで 確たしかなもの ひとつもなくても
信しんじたい 信しんじたい 他ほかの誰だれとも比くらべられない
自分じぶんを