どこかに故郷こきょうの 香かおりをのせて
入はいる列車れっしゃの なつかしさ
上野うえのは俺おいらの 心こころの駅えきだ
くじけちゃならない 人生じんせいが
あの日ひここから 始はじまった
「母かあちゃん 今度こんどの休やすみには
店みせの旦那だんなさんも故郷くにに帰かえれって
言いって下くださってるんだ
おれ 今度こんど帰かえったら 母かあちゃんの肩かたを
もういやだって言いうまで
たたいてやるさ」
就職しゅうしょく列車れっしゃに ゆられて着ついた
遠とおいあの夜よを 思おもい出だす
上野うえのは俺おいらの 心こころの駅えきだ
配達はいたつ帰がえりの 自転車じてんしゃを
とめて聞きいてる 国くになまり
ホームの時計とけいを 見みつめていたら
母ははの笑顔えがおに なってきた
上野うえのは俺おいらの 心こころの駅えきだ
お店みせの仕事しごとは 辛つらいけど
胸むねにゃでつかい 夢ゆめがある
どこかにdokokani故郷kokyouのno 香kaoりをのせてriwonosete
入haiるru列車ressyaのno なつかしさnatsukashisa
上野uenoはha俺oiらのrano 心kokoroのno駅ekiだda
くじけちゃならないkujikechanaranai 人生jinseiがga
あのano日hiここからkokokara 始hajiまったmatta
「母kaaちゃんchan 今度kondoのno休yasuみにはminiha
店miseのno旦那dannaさんもsanmo故郷kuniにni帰kaeれってrette
言iってtte下kudaさってるんだsatterunda
おれore 今度kondo帰kaeったらttara 母kaaちゃんのchanno肩kataをwo
もういやだってmouiyadatte言iうまでumade
たたいてやるさtataiteyarusa」
就職syuusyoku列車ressyaにni ゆられてyurarete着tsuいたita
遠tooいあのiano夜yoをwo 思omoいi出daすsu
上野uenoはha俺oiらのrano 心kokoroのno駅ekiだda
配達haitatsu帰gaeりのrino 自転車jitensyaをwo
とめてtomete聞kiいてるiteru 国kuniなまりnamari
ホhoームmuのno時計tokeiをwo 見miつめていたらtsumeteitara
母hahaのno笑顔egaoにni なってきたnattekita
上野uenoはha俺oiらのrano 心kokoroのno駅ekiだda
おo店miseのno仕事shigotoはha 辛tsuraいけどikedo
胸muneにゃでつかいnyadetsukai 夢yumeがあるgaaru