夏なつが来くればまた君きみを想おもい出だす灼やけたアスファルト夕暮ゆうぐれの夕立ゆうだち
寄よせては返かえす波なみの音おとのように永遠えいえんに続つづくような八月はちがつ
フェンスを乗のり越こえて二人ふたりだけのグランドが僕ぼくらの特等席とくとうせき
空そらに舞まい上あがる花火はなびを見上みあげた君きみのその横顔よこがおが子供こどもみたいだった
「眺ながめがいいね」小高こだかいピッチャーマウンドで
時ときがあのまま止とまればよかった
波打なみうち際ぎわで君きみが話はなしてくれたのは僕ぼくがまだ知しらない頃ころの君きみだった
「もう時間じかんだね」って走はしり出だした君きみその後うしろ姿すがた 何故なぜか切せつなくて
人込ひとごみをかきわけ離はなれてしまわないようにその手てを握にぎった
最後さいごの大おおきな花火はなびを終おわった後あともしばらくそこで寄より添そいあったまま
風かぜに流ながれる煙けむりを眺ながめていたね 何処どこへいったの?煙けむりも君きみも
空そらに舞まい上あがる花火はなびを見上みあげた君きみのその横顔よこがおが子供こどもみたいだった
「眺ながめがいいね」小高こだかいピッチャーマウンドで
時ときがあのまま止とまればよかった
夏natsuがga来kuればまたrebamata君kimiをwo想omoいi出daすsu灼yaけたketaアスファルトasufaruto夕暮yuuguれのreno夕立yuudachi
寄yoせてはseteha返kaeすsu波namiのno音otoのようにnoyouni永遠eienにni続tsuduくようなkuyouna八月hachigatsu
フェンスfensuをwo乗noりri越koえてete二人futariだけのdakenoグランドgurandoがga僕bokuらのrano特等席tokutouseki
空soraにni舞maいi上aがるgaru花火hanabiをwo見上miaげたgeta君kimiのそのnosono横顔yokogaoがga子供kodomoみたいだったmitaidatta
「眺nagaめがいいねmegaiine」小高kodakaいiピッチャpitchaーマウンドmaundoでde
時tokiがあのままgaanomama止toまればよかったmarebayokatta
波打namiuちchi際giwaでde君kimiがga話hanaしてくれたのはshitekuretanoha僕bokuがまだgamada知shiらないranai頃koroのno君kimiだったdatta
「もうmou時間jikanだねdane」ってtte走hashiりri出daしたshita君kimiそのsono後ushiろro姿sugata 何故nazeかka切setsuなくてnakute
人込hitogoみをかきわけmiwokakiwake離hanaれてしまわないようにそのreteshimawanaiyounisono手teをwo握nigiったtta
最後saigoのno大ooきなkina花火hanabiをwo終oわったwatta後atoもしばらくそこでmoshibarakusokode寄yoりri添soいあったままiattamama
風kazeにni流nagaれるreru煙kemuriをwo眺nagaめていたねmeteitane 何処dokoへいったのheittano?煙kemuriもmo君kimiもmo
空soraにni舞maいi上aがるgaru花火hanabiをwo見上miaげたgeta君kimiのそのnosono横顔yokogaoがga子供kodomoみたいだったmitaidatta
「眺nagaめがいいねmegaiine」小高kodakaいiピッチャpitchaーマウンドmaundoでde
時tokiがあのままgaanomama止toまればよかったmarebayokatta