欲張よくばって買かった花火はなびセット 振ふり回まわす夜よるのネオンサイン
虫むしさされの数かず競きそい合あって 笑わらった
何故なぜか切せつなくなるから あんまり好すきじゃないのよって
君きみが言いうから僕ぼくの部屋へやに とり残のこされた線香花火せんこうはなび
君きみが置おいていった思おもい出では 突然とつぜんの風かぜに揺ゆられて
ぽとりと落おちた
震ふるえるように咲さいた 咲さいているように散ちっていった
永遠えいえんを信しんじたのは何故なぜ
やがて終おわりがくると わかっていたはずなのに
あわれな線香花火せんこうはなび
いつか大人おとなになるのかなって 君きみが寂さびしそうにつぶやいた
時間じかんよ止とまれと本気ほんきで 願ねがった
残酷ざんこくなほど時間じかんは今いまも 君きみを過去かこへと押おしやっていく
逆さからう事ことも許ゆるされずに 消きえないでまだくすぶっている
君きみが置おいていった思おもい出でが 溢あふれ出でては頬ほおを濡ぬらして
ぽつりと落おちた
僕ぼくを照てらしてくれた 優やさしく包つつんでくれた
眩まぶしく胸むねの奥おくを焦こがす 今いまはもう悲かなしい光ひかり
それでも何度なんども 灯ひをともしては繰くり返かえし
抑おさえきれない想おもい照てらし出だすから 君きみの名前なまえを
ぽつりと呼よんだ
震ふるえるように咲さいた 咲さいているように散ちっていった
儚はかなくて愛いとしくて あまりに綺麗きれいで
僕ぼくを照てらしてくれた 優やさしく包つつんでくれた
眩まぶしく胸むねの奥おくを焦こがす
音おとも立たてずに消きえた 最後さいごの線香花火せんこうはなびは
二人ふたりの夏なつの終おわりを告つげる
震ふるえるように咲さいた 咲さいているように散ちっていった
欲張yokubaってtte買kaったtta花火hanabiセットsetto 振fuりri回mawaすsu夜yoruのnoネオンサインneonsain
虫mushiさされのsasareno数kazu競kisoいi合aってtte 笑waraったtta
何故nazeかka切setsuなくなるからnakunarukara あんまりanmari好suきじゃないのよってkijanainoyotte
君kimiがga言iうからukara僕bokuのno部屋heyaにni とりtori残nokoされたsareta線香花火senkouhanabi
君kimiがga置oいていったiteitta思omoいi出deはha 突然totsuzenのno風kazeにni揺yuられてrarete
ぽとりとpotorito落oちたchita
震furuえるようにeruyouni咲saいたita 咲saいているようにiteiruyouni散chiっていったtteitta
永遠eienをwo信shinじたのはjitanoha何故naze
やがてyagate終oわりがくるとwarigakuruto わかっていたはずなのにwakatteitahazunanoni
あわれなawarena線香花火senkouhanabi
いつかitsuka大人otonaになるのかなってninarunokanatte 君kimiがga寂sabiしそうにつぶやいたshisounitsubuyaita
時間jikanよyo止toまれとmareto本気honkiでde 願negaったtta
残酷zankokuなほどnahodo時間jikanはha今imaもmo 君kimiをwo過去kakoへとheto押oしやっていくshiyatteiku
逆sakaらうrau事kotoもmo許yuruされずにsarezuni 消kiえないでまだくすぶっているenaidemadakusubutteiru
君kimiがga置oいていったiteitta思omoいi出deがga 溢afuれre出deてはteha頬hooをwo濡nuらしてrashite
ぽつりとpotsurito落oちたchita
僕bokuをwo照teらしてくれたrashitekureta 優yasaしくshiku包tsutsuんでくれたndekureta
眩mabuしくshiku胸muneのno奥okuをwo焦koがすgasu 今imaはもうhamou悲kanaしいshii光hikari
それでもsoredemo何度nandoもmo 灯hiをともしてはwotomoshiteha繰kuりri返kaeしshi
抑osaえきれないekirenai想omoいi照teらしrashi出daすからsukara 君kimiのno名前namaeをwo
ぽつりとpotsurito呼yoんだnda
震furuえるようにeruyouni咲saいたita 咲saいているようにiteiruyouni散chiっていったtteitta
儚hakanaくてkute愛itoしくてshikute あまりにamarini綺麗kireiでde
僕bokuをwo照teらしてくれたrashitekureta 優yasaしくshiku包tsutsuんでくれたndekureta
眩mabuしくshiku胸muneのno奥okuをwo焦koがすgasu
音otoもmo立taてずにtezuni消kiえたeta 最後saigoのno線香花火senkouhanabiはha
二人futariのno夏natsuのno終oわりをwariwo告tsuげるgeru
震furuえるようにeruyouni咲saいたita 咲saいているようにiteiruyouni散chiっていったtteitta