冷つめたい銃身じゅうしんがまるで
あの日ひに触ふれた 亡骸なきがらのように
僕ぼくを戒いましめ離はなさない
それが運命さだめと言いうのなら
嗚呼ああいくらでも捧ささげよう
愛あいと死しと織おり交まぜにした
道化どうけ芝居しばいの一部始終いちぶしじゅう
封ふうを切きれ憎にくしみの炎ほのおよ
沈しずむ、身体からだが何時いつしか朽くち果はてて
母ははなる大地だいちへ溶とけ込こんでしまうのならば
紅あかく、哭なき続つづけるこの魂たましいは
その旅たびの終おわりに何処どこへ向むかうのだろう
願ねがわくは――君きみの元もとへ
燃もえ盛さかる悪意あくいの翳かげを
白しろく潰つぶして涙なみだまで流ながす
いびつな微笑ほほえみ浮うかべて
この命いのちすら手玉てだまに
嗚呼ああ永遠えいえんに繰くり返かえす
過あやまちとは認みとめずに
何処どこにも行いけない子羊こひつじ
救すくうのは無慈悲むじひなる銃声じゅうせい
響ひびく、幾多いくたの怒号どごうと悲鳴ひめいたち
もう渇かわきすら癒いやせない痛いたみ携たずさえ
悟さとる、この夢ゆめに何時いつか幕まくが降おり
安やすらぎの世界せかいへ濡ぬれた手てを伸のばして
求もとめても――叶かなわぬこと
嗚呼ああこんなものだろうさと
胸むねを貫つらぬく空虚くうきょを
皮肉ひにくげに見下みおろし嘲笑あざわらう
これこそが道化師どうけしの結末けつまつ
沈しずむ、身体からだが何時いつしか朽くち果はてて
母ははなる大地だいちへ溶とけ込こんでしまうのならば
紅あかく、哭なき続つづけるこの魂たましいは
その旅たびの終おわりに何処どこへ向むかうのだろう
願ねがわくは――君きみの元もとへ――
冷tsumeたいtai銃身juushinがまるでgamarude
あのano日hiにni触fuれたreta 亡骸nakigaraのようにnoyouni
僕bokuをwo戒imashiめme離hanaさないsanai
それがsorega運命sadameとto言iうのならunonara
嗚呼aaいくらでもikurademo捧sasaげようgeyou
愛aiとto死shiとto織oりri交maぜにしたzenishita
道化douke芝居shibaiのno一部始終ichibushijuu
封fuuをwo切kiれre憎nikuしみのshimino炎honooよyo
沈shizuむmu、身体karadaがga何時itsuしかshika朽kuちchi果haててtete
母hahaなるnaru大地daichiへhe溶toけke込koんでしまうのならばndeshimaunonaraba
紅akaくku、哭naきki続tsuduけるこのkerukono魂tamashiiはha
そのsono旅tabiのno終oわりにwarini何処dokoへhe向muかうのだろうkaunodarou
願negaわくはwakuha――君kimiのno元motoへhe
燃moえe盛sakaるru悪意akuiのno翳kageをwo
白shiroくku潰tsubuしてshite涙namidaまでmade流nagaすsu
いびつなibitsuna微笑hohoeみmi浮uかべてkabete
このkono命inochiすらsura手玉tedamaにni
嗚呼aa永遠eienにni繰kuりri返kaeすsu
過ayamaちとはchitoha認mitoめずにmezuni
何処dokoにもnimo行iけないkenai子羊kohitsuji
救sukuうのはunoha無慈悲mujihiなるnaru銃声juusei
響hibiくku、幾多ikutaのno怒号dogouとto悲鳴himeiたちtachi
もうmou渇kawaきすらkisura癒iyaせないsenai痛itaみmi携tazusaえe
悟satoるru、このkono夢yumeにni何時itsuかka幕makuがga降oりri
安yasuらぎのragino世界sekaiへhe濡nuれたreta手teをwo伸noばしてbashite
求motoめてもmetemo――叶kanaわぬことwanukoto
嗚呼aaこんなものだろうさとkonnamonodarousato
胸muneをwo貫tsuranuくku空虚kuukyoをwo
皮肉hinikuげにgeni見下mioろしroshi嘲笑azawaraうu
これこそがkorekosoga道化師doukeshiのno結末ketsumatsu
沈shizuむmu、身体karadaがga何時itsuしかshika朽kuちchi果haててtete
母hahaなるnaru大地daichiへhe溶toけke込koんでしまうのならばndeshimaunonaraba
紅akaくku、哭naきki続tsuduけるこのkerukono魂tamashiiはha
そのsono旅tabiのno終oわりにwarini何処dokoへhe向muかうのだろうkaunodarou
願negaわくはwakuha――君kimiのno元motoへhe――