迷子の子猫 歌詞 鈴木彩子 ふりがな付

居心地いごこち悪わるい所ところだけれど それでも歩あるいてゆこう
いつかはきっと
陽射ひざしを浴あびて丸まるまりながら夢ゆめが見みれるさ

迷子まいごの仔猫こねこがほら 町まちを歩あるいてゆく
好奇心こうきしんに胸むねをはずませ 目めをきょろきょろさせながら

人込ひとごみにもまれ蹴飛けとばされ
それでも体からだをひる返かえし
さぁ毛並けなみを揃そろえ
ピンとしっぽ立たてて もう一度いちど歩あるこう

居心地いごこち悪わるい所ところだけれど それでも歩あるいてゆこう
いつかはきっと
陽射ひざしを浴あびて丸まるまりながら夢ゆめが見みれるさ

迷子まいごの子猫こねこがほら 今日きょうも歩あるいてゆく
探さがしてみよう ちっちゃな愛あいや本当ほんとうにやりたいこと

スピードをあげて走はしり去さる
車くるまのクラクションにギョッとすりゃ
まあなんで そんなに
急いそいでいるんだろう この街まちの人ひとは

生いきた心地ここちがしない所ところだね それでも歩あるいてゆこう
いつかはきっと
この街角まちかどで 木漏こもれ日びの中なか夢ゆめが見みれるさ

居心地いごこち悪わるい所ところだけれど それでも歩あるいてゆこう
生いきた心地ここちがしない所ところだね それでも歩あるいてゆこう
雨あめに打うたれて 風かぜに押おされて それでも歩あるいてゆこう
いつかはきっと
陽射ひざしを浴あびて 丸まるまりながら夢ゆめが見みれるさ