「もうずっと昔むかしに 楽たのしい振ふりや 愉快ゆかいな
振ふりや 淋さびしい振ふりや 悲かなしい振ふりや
苦くるしい振ふり することなんか 忘わすれ
ちまったと思おもってた」
「だけど この頃ごろ 闇やみん中なかを手探てさぐりで
歩あるいているような 指先ゆびさきに渇かわいた
風かぜを感かんじるような そんな気分きぶんに
なるんだ」
「そんな時とき ふと思おもうんだけど ぼくは
盲人もうじんの振ふりをしてんのかもしれない」
「ねえ 君きみは ほんとうに
ふしあわせなの」
はっぴ「いいえ」んど
はっぴ「いいえ」んど
はっぴ「いいえ」んど
「いいえ」
「いいえ」
「もうずっとmouzutto昔mukashiにni 楽tanoしいshii振fuりやriya 愉快yukaiなna
振fuりやriya 淋sabiしいshii振fuりやriya 悲kanaしいshii振fuりやriya
苦kuruしいshii振fuりri することなんかsurukotonanka 忘wasuれre
ちまったとchimattato思omoってたtteta」
「だけどdakedo このkono頃goro 闇yamiんn中nakaをwo手探tesaguりでride
歩aruいているようなiteiruyouna 指先yubisakiにni渇kawaいたita
風kazeをwo感kanじるようなjiruyouna そんなsonna気分kibunにni
なるんだnarunda」
「そんなsonna時toki ふとfuto思omoうんだけどundakedo ぼくはbokuha
盲人moujinのno振fuりをしてんのかもしれないriwoshitennokamoshirenai」
「ねえnee 君kimiはha ほんとうにhontouni
ふしあわせなのfushiawasenano」
はっぴhappi「いいえiie」んどndo
はっぴhappi「いいえiie」んどndo
はっぴhappi「いいえiie」んどndo
「いいえiie」
「いいえiie」