マストに風かぜを巻まいて
海うみに乗のり出だせ
低ひくい雲くもをしょったら
西にしまで連つれてけ
破やぶれ空ぞらから洩もれてる
光ひかりをたぐって
土つちと木きの実みをしょったら
都市としの海うみまで連つれてけ
肩かたのオウムは 何なにを歌うたう
思おもい出だせない 昔むかしの詩うた
奴やつはエイハブ 気取きどって
海うみをひとかき
沖おきのカモメは 潮時しおどきを
唄うたってはばたく
はるかな海うみは何なにを思おもう
さけび出だしたい
"とりかじいっぱい!"
"風かぜがなけりゃ ねえ船長せんちょう"
"風かぜがなけりゃ ねえ船長せんちょう"
"風かぜがなけりゃ ねえ船長せんちょう"
"風かぜがなけりゃ ねえ船長せんちょう"
マストの風かぜをたたんで
彼かれは今いま
夜霧よぎりのメリケン波止場はとばで
船ふねを降おりる
マストmasutoにni風kazeをwo巻maいてite
海umiにni乗noりri出daせse
低hikuいi雲kumoをしょったらwosyottara
西nishiまでmade連tsuれてけreteke
破yabuれre空zoraからkara洩moれてるreteru
光hikariをたぐってwotagutte
土tsuchiとto木kiのno実miをしょったらwosyottara
都市toshiのno海umiまでmade連tsuれてけreteke
肩kataのnoオウムoumuはha 何naniをwo歌utaうu
思omoいi出daせないsenai 昔mukashiのno詩uta
奴yatsuはhaエイハブeihabu 気取kidoってtte
海umiをひとかきwohitokaki
沖okiのnoカモメkamomeはha 潮時shiodokiをwo
唄utaってはばたくttehabataku
はるかなharukana海umiはha何naniをwo思omoうu
さけびsakebi出daしたいshitai
"とりかじいっぱいtorikajiippai!"
"風kazeがなけりゃganakerya ねえnee船長senchou"
"風kazeがなけりゃganakerya ねえnee船長senchou"
"風kazeがなけりゃganakerya ねえnee船長senchou"
"風kazeがなけりゃganakerya ねえnee船長senchou"
マストmasutoのno風kazeをたたんでwotatande
彼kareはha今ima
夜霧yogiriのnoメリケンmeriken波止場hatobaでde
船funeをwo降oりるriru