もっとぬれても 今いまはしあわせ
雨あめとあなたに みんな投なげだした夜よる
ひとり待またせて こんな待またせて
そして思おもいを 影かげでいろどる にくいひとなのに
しのんで逢あうしか
ふたりにはやすらぎもないの
みたされて じらされて
指ゆびの先さきで熱ねつをもつ
アカシアの 白しろい花はな
もえて大連おおむらじ
胸むねにつかえた それを云いったら
そうねあなたを 今日きょうで見失みうしなうだけ
恋こいはまぼろし 絹きぬの街道かいどう
砂すなにしるした ひとの行方ゆくえを 風かぜがかえてゆく
どうして女おんなは
かなしみも愛あいせるのかしら
いつの日ひか 盗ぬすみ見みた
父ちちの若わかい日記にっきにも
アカシアが ぬれていた
もえて大連おおむらじ
どこまで本気ほんきで
たわむれでかまわないけれど
つかの間まの しのび逢あい
あかい赤あかい 紅べにに
アカシアを ぬれさせて
もえて大連おおむらじ
もっとぬれてもmottonuretemo 今imaはしあわせhashiawase
雨ameとあなたにtoanatani みんなminna投naげだしたgedashita夜yoru
ひとりhitori待maたせてtasete こんなkonna待maたせてtasete
そしてsoshite思omoいをiwo 影kageでいろどるdeirodoru にくいひとなのにnikuihitonanoni
しのんでshinonde逢aうしかushika
ふたりにはやすらぎもないのfutarinihayasuragimonaino
みたされてmitasarete じらされてjirasarete
指yubiのno先sakiでde熱netsuをもつwomotsu
アカシアakashiaのno 白shiroいi花hana
もえてmoete大連oomuraji
胸muneにつかえたnitsukaeta それをsorewo云iったらttara
そうねあなたをsouneanatawo 今日kyouでde見失miushinaうだけudake
恋koiはまぼろしhamaboroshi 絹kinuのno街道kaidou
砂sunaにしるしたnishirushita ひとのhitono行方yukueをwo 風kazeがかえてゆくgakaeteyuku
どうしてdoushite女onnaはha
かなしみもkanashimimo愛aiせるのかしらserunokashira
いつのitsuno日hiかka 盗nusuみmi見miたta
父chichiのno若wakaいi日記nikkiにもnimo
アカシアakashiaがga ぬれていたnureteita
もえてmoete大連oomuraji
どこまでdokomade本気honkiでde
たわむれでかまわないけれどtawamuredekamawanaikeredo
つかのtsukano間maのno しのびshinobi逢aいi
あかいakai赤akaいi 紅beniにni
アカシアakashiaをwo ぬれさせてnuresasete
もえてmoete大連oomuraji