いつか七夕 歌詞 熊木杏里 ふりがな付

いつから私わたしたちは償つぐないは 消きえていったのだろう
長ながい長ながい年月ねんげつが川かわの石いしを丸まるくしたのだろう

ふるさとなんかないと 簡単かんたんに言いう人ひとがいるけれど
一体いったい どこで 生うまれて どこで育そだってきたのだろう

今いま 天あまの川がわ
いつか七夕たなばた
引ひき離はなされて
返事へんじもなく戻もどる道みちもなく消きえていった

私わたしたちの失うしなったものは
ひとつだけじゃないんだろう

どうして私わたしたちはいつまでも 無関心むかんしんでいるのだろう
成なれの果はてに乾杯かんぱいをしては 忘わすれてきたのだろう

決きめられている言葉ことば通どおりには人ひとは動うごくけれど
ひとりひとりの自由じゆうをなにでつなげればいいの?

今いま 誰だれよりも
遠とおい友達ともだち
想おもえば近ちかく
別わかれのない 夢ゆめの中なかでだけ やっと会あえる

私わたしたちはできることさえも
あきらめてみたりするけど

今いま 天あまの川がわ
いつか七夕たなばた
ほどけた絆きずな
同おなじことを くり返かえしていることも知しらない

私わたしたちの笑わらいかける場所ばしょに
イメージの花はなを咲さかそう