旅 歌詞 熊木杏里 ふりがな付

ぼくたちを運はこんでる 運命うんめいや意味合いみあいは
どこに行いくの?
行いったことのある誰だれかの話はなしに出でて来きた場所ばしょに
ぼくも行いくの?

ひとりで行いくのかな?
地上ちじょうにあるのかな
迎むかえに来くる人ひとがいるのかな

笑顔えがおみたいに見みえるものなのかな
どんな人ひとにも あたたかくて
登のぼるみたいに 頂上ちょうじょうにあるのかな
そこさえもまだ 途中とちゅうみたいに

ぼくであることさえも 忘わすれてしまったあとは
誰だれになるの?
終おわりゆく日ひの間際まぎわにならないと分わからないことなの?

どうして幸しあわせと悲かなしみは無差別むさべつに
ぼくたちに降ふりそそいでくるのだろう?

涙なみだみたいにこの身みから出でるのかな
それが答こたえと分わかるように
そして涙なみだは愛あいする人ひとの元もとで
流ながれ続つづけて また巡めぐるの

届とどきますように ぼくにもその涙なみだが
生いきることへの手引てびきになる
何なにが最後さいごか分わからないこの旅たびを
探さがし続つづけて 道みちになるの