ひみつ 歌詞 熊木杏里 ふりがな付

吐はく息いきよりも白しろく
雪ゆきは降ふり続つづけてる
今いま 誰だれよりも近ちかく
あなたに寄より添そいたい

右みぎの耳みみは私わたしの鼓動こどうを
左耳ひだりみみは自分じぶんの心こころを聴きいてる

恋こいの音おとがしていますか?
胸むねの声こえに尋たずねさせて
私わたしの恋こいは ひみつから始はじまる

もし 聴きこえているなら
私わたしにも届とどかせて
もう あなたの声こえしか
眠ねむりにもつけなくて

肩かたに触ふれた あなたの手てがまだ
私わたしのこと ひとりにさせずに残のこってる

恋こいの音おとが聴きこえています
胸むねに声こえがあったなら
私わたしの恋こいは ひみつにはできない

雪ゆきのように いつか消きえてしまうなら
あなたに伝つたえる言葉ことばは
持もたないほうがいいのかな

恋こいがもし 止とめられるものなら
人ひとは人ひとを好すきにはなれないから

恋こいの音おとが聴きこえています
胸むねの鍵かぎをはずしたくて
恋こいの音おとがしていますか?
胸むねの声こえに尋たずねさせて
私わたしの恋こいは ひみつにはできない