久ひさしぶりに電話でんわをしたら 身体からだにきをつけろって
父とうさん ずいぶん優やさしくなったね
年ねんに2回かい会あうたび ゆっくり歩あるく姿すがたが
何故なぜだか 愛いとしくて切せつない
ずっと脳裏のうりに残のこる 働はたらく父とうさんの背中せなか
大おおきく見みえた 幼おさないあの頃ころ
私ボクの不甲斐ふがいなさで
Father 悲かなしませたくないから
悩なやんだのも父とうさんに 少すこしでも答こたえたいから
お前まえしか 子供こどもはおらんぞって 言いうから
父とうさんが初はじめて泣ないた 還暦かんれきを過すぎて初はじめて泣ないた
その時ときとても小ちいさく見みえたよ
なかなか分わかり合あえず 嫌きらいな時ときもあった
今いまはこの道みち 喜よろこんでくれてる
あなたに応こたえたくて
Father 必死ひっしに歌うたい続つづけてきたよ
ずっと脳裏のうりに残のこる 働はたらく父とうさんの背中せなか
大おおきく見みえた 幼おさないあの頃ころ
負まけん気きが強つよくて
Father 少すこし口くちの悪わるい男おとこ
Father 東京とうきょうでひとり暮くらす私ボクは
Father 毎日まいにち毎日まいにち祈いのるばかり
Father どうか元気げんきでいてね
Father お願ねがいだから
久hisaしぶりにshiburini電話denwaをしたらwoshitara 身体karadaにきをつけろってnikiwotsukerotte
父touさんsan ずいぶんzuibun優yasaしくなったねshikunattane
年nenにni2回kai会aうたびutabi ゆっくりyukkuri歩aruくku姿sugataがga
何故nazeだかdaka 愛itoしくてshikute切setsuないnai
ずっとzutto脳裏nouriにni残nokoるru 働hataraくku父touさんのsanno背中senaka
大ooきくkiku見miえたeta 幼osanaいあのiano頃koro
私bokuのno不甲斐fugaiなさでnasade
Father 悲kanaしませたくないからshimasetakunaikara
悩nayaんだのもndanomo父touさんにsanni 少sukoしでもshidemo答kotaえたいからetaikara
おo前maeしかshika 子供kodomoはおらんぞってhaoranzotte 言iうからukara
父touさんがsanga初hajiめてmete泣naいたita 還暦kanrekiをwo過suぎてgite初hajiめてmete泣naいたita
そのsono時tokiとてもtotemo小chiiさくsaku見miえたよetayo
なかなかnakanaka分waかりkari合aえずezu 嫌kiraいなina時tokiもあったmoatta
今imaはこのhakono道michi 喜yorokoんでくれてるndekureteru
あなたにanatani応kotaえたくてetakute
Father 必死hisshiにni歌utaいi続tsuduけてきたよketekitayo
ずっとzutto脳裏nouriにni残nokoるru 働hataraくku父touさんのsanno背中senaka
大ooきくkiku見miえたeta 幼osanaいあのiano頃koro
負maけんken気kiがga強tsuyoくてkute
Father 少sukoしshi口kuchiのno悪waruいi男otoko
Father 東京toukyouでひとりdehitori暮kuらすrasu私bokuはha
Father 毎日mainichi毎日mainichi祈inoるばかりrubakari
Father どうかdouka元気genkiでいてねdeitene
Father おo願negaいだからidakara