備忘ロック 歌詞 汐れいら ふりがな付

歌うたって
僕ぼくの青春せいしゅんはここからの退場たいじょうで
やっと君くんに追おいつけるよ
エターナルにしたくて
備忘びぼう ロックじゃないけど
今いまから鍵かぎを外がいそう

悲かなしい時ときに限かぎって
君きみはどっかにいってる
だから連つれていくよ君くんの
一卵性いちらんせいのアドリブを

こんな風ふうに
「愛あいし方かたは、君きみの愛あいされ方かたなんだ」と言いう
「泣なくのは君きみの感性かんせいだ ださくなんかない」って君きみは言いう
散歩さんぽ 歩あるけば忘わすれちゃうニワトリみたいな
君きみの言葉ことば回路かいろ覚おぼえているよ

謳うたって
僕ぼくの青春せいしゅんは君きみのつくる言葉ことばで
できてるなんて信しんじないけど
グルーピーが買かっていったドーナツたちは
君きみを歌うたったものばかりだったな

ギターでほったらかし君くんのこと
夢話ゆめばなしして離はなした君きみの手ても
悔くやんでいるんだ 最期さいごは
君きみの「いたい」だなんて
あやすなよもう
いないいない場合ばあい 考かんがえれないよ

こんな風ふうに
人生じんせいは幕まくから
はみだされたりもするから
なんと泣なく 欠伸あくびだ
あぁなんだリハじゃないのかい
終しまいなんだって わかってて
それでも字幕じまくを束たばねて
あー鼻はな剥むけ 乾燥かんそうしてるよ

伝つたって
僕ぼくの青春せいしゅんと君きみへの思おもい方かたを
ハイライトにした音楽おんがくなんかを
まだしてるよ
いつかまた君きみの愛情あいじょうが
耳みみを貸かしてくれるように

僕ぼくの生活せいかつにつぎはぎした
君きみが住すんでる
要いらないんだ音楽おんがくなんかさ
スリーパーな君きみへ
ほんとうに僕ぼくの愛あいが愛あいしていた音楽おんがくを

もう君きみだったんだ その仕方しかたが全すべて
が僕ぼくに取とりついて いるから
エターナルな君きみと交差こうさする僕ぼくの手てを
繋つなぐのはこれしかないけど
ゴーストライターは君きみだよ