SANDS OF TIME 歌詞 Angelo ふりがな付

隙間すきま滑すべりいく時間じかんの砂すな 無力むりょくな両手りょうてで零こぼれ落おちないようにと
無秩序むちつじょに現あらわれては姿すがたを消けす 朧おぼろげに導みちびく影かげ 目めで追おって

刃やいばとなった感情かんじょう切きり裂さく 無数むすうに散ちらばった欠片かけら並ならべて
歪ひずみ止とめない時空じくうさまよう 決きめられた方角ほうがくへ集あつまるように

例たとえば、いま全すべて終おわるなら 瞬間しゅんかんで何なにを伝つたえればいいのかと

炎ほのおと化かした運命さだめをたどる 手て招まねく行いき先さきは見みえないままで
声こえを出ださない肌はだが求もとめる 意識いしきの裏側うらがわに手てを触ふれるように

移うつり変かわって 霞かすんで消きえていく 過すぎ去さった季節きせつは砂すなとなり
風かぜに崩くずされ 宙そらに舞まい上あがる 傷跡きずあとだけ胸むねに残のこして

また未知みちなる扉とびらを開ひらく 幾重いくえにも繋つながる次元じげんを越こえて
不確ふたしかなまま闇やみへ踏ふみ出だす 記憶きおくに刻きざまれた光ひかりを信しんじて

途切とぎれる事こと無ない 時ときの螺旋らせんに

朽くち果はてるまで ただ身みを委ゆだねながら