スカーレットの毛布 歌詞 太田裕美 ふりがな付

もう起おきてたの うす瞳めを開あけて
いつから寝顔ねがおのぞいていたの
ブラインドからさした夜明よあけが
あなたを包つつむ ねえ 縞模様しまもよう
Good morning sun shine
何なにかいい夢見ゆめみたかしら
Good morning sun shine
睫毛まつげをふせて照てれかくし
冬ふゆより寒さむい朝あさだけど
やさしさなんか欲ほしくない
スカーレットの毛布もうふ一枚いちまい
今いまは 今いまは あなたがいればいい

もう二に時間じかんも君きみを見みてたよ
眠ねむりのガウンまとう天使てんしよ
PUBで初はじめて君きみを見みた時とき
声こえをかけずにいられなかった
Good morning sun shine
外そとは生憎あいにく雨あめだけど
Good morning sun shine
心こころの太陽たいようつかめたよ
人ひとを信しんじて裏切うらぎられ
人ひとを愛あいして傷きずついた
この人ひとだけは違ちがうと
君きみの 君きみの 心こころを信しんじたい

白しろいミルクをテーブルに置おき
十年じゅうねん来らいの恋人こいびとみたい
まだ名前なまえさえ聞きいてないのに
昨日きのうはジンを飲のみすぎたのよ
Good morning sun shine
聞ききにくい事こと一ひとつある
Good morning sun shine
他ほかに恋人こいびといるかしら
こんがり焼やけたトーストに
手てをつけないで見みつめあう
これが遊あそびと言いわれても
きっと きっと あなたに罪つみはない

紅茶こうちゃのカップ置おいた右手みぎてに
僕ぼくの左手ひだりてそっと重かさねた
はねのけたならこのまま帰かえる
笑顔えがおくれたら好すきだと告つげよう
Good morning sun shine
きっと僕ぼくたちうまく行いく
Good morning sun shine
そんな予感よかんが走はしるんだ
氷雨ひさめの街まちに住すみ慣なれた
僕ぼくの辞書じしょには「愛あい」がない
ひとつ頼たのみさ 背中せなかに
指ゆびで 指ゆびで 「愛あい」としるしてくれ