凛とする 歌詞 元ちとせ ふりがな付

銀色ぎんいろの布地ぬのじを 世界せかいが身みにまとう朝あさ
額がくにさらさら こぼれる目映まばゆい光ひかり
摂氏せっし零度れいどを細胞さいぼうの中なかに焼やきつけよう
見覚みおぼえのない 広ひろい広ひろい空そら
約束やくそくされている宝石ほうせきなど何なにひとつなくていい

ああ歌声うたごえ せつなに消きえても
ただ雪ゆきは果はてなく 雪ゆきは果はてなく 私わたしに降ふりつもる
凍こごえる素肌すはだ 凛りんとする気持きもち
ただ雪ゆきは果はてなく 雪ゆきは果はてなく わたしを受うけ入いれる

吸すい込こむ外気がいきは 迷まよいを洗あらい流ながした
薄うすい水みずを慈いつくしむように 見みつめている
予想よそうできない かたち創つくる不思議ふしぎを

ああ善ぜん逝せいは 寂さびしく消きえても
ただ繋つながりながら 繋つながりながら 大地だいちに降ふりつもる
見渡みわたす限かぎり 真冬まふゆとわたしは
ただ繋つながりながら 繋つながりながら 大地だいちを抱だきしめる

ああ歌声うたごえ ああ歌声うたごえ ああ歌声うたごえ 大地だいち降ぶりつもる
ああ歌声うたごえ せつなに消きえても
ただ雪ゆきは果はてなく 雪ゆきは果はてなく 私わたしに降ふりつもる…