「刹那の海よ」の歌詞 天江衣(福原香織)

海底かいてい 海底かいてい
此この場ば 崩壊ほうかい 崩壊ほうかい 闇やみの真価しんか
流りゅう局きょく 流りゅう局きょく
何いずれ月光げっこう参さんじて 刹那せつな歓喜かんき
西入しゃーにゅう 西入しゃーにゅう
誰たれぜ神かみの路みち 覗のぞくまいて
降臨こうりん 降臨こうりん 俗ぞくの世よへと

9600 闇やみ聴けん 怯おびえの手て
槓かん裏うら マルノリ 救すくい降ふる
海底かいてい撈らお月ゆえ 見みて居いれよ
さぞ さぞ 苦くるしかろう

幽谷ゆうこくに
ひとりぼっち 退屈たいくつがあるのみ
ひとりぼっち 戯たわむれに興きょうじて
身みを 身みを 滅ほろぼすまで
悟さとり得えぬ定さだめに
ひとりぼっち 仮初かりそめの友ともでも
ひとりぼっち 愚おろかしい笑えみでも
気きが 気きが 浮うかれるまま
人ひとに交まじわりて 暫しばし留とどまれり

即そくリー 即そくリー
彼かの地ち 生還せいかん 生還せいかん 希望きぼう皆無かいむ
連荘れんちゃん 連荘れんちゃん
誉ほまれ 同時どうじに奉ほうずる 刹那せつな頂点ちょうてん
二翻にゃん縛しり 八ばー連荘れんちゃん
誰だれぞ鬼おにと化かし とどめ刺さして
茫然ぼうぜん 茫然ぼうぜん 暗くらき永遠とわよ

現物げんぶつ ベタオリ 最果さいはての
八はー連れんしそうな 光ひかりなど
オーラスリーチも 届とどかぬよ
あな あな 口惜くちおしかろう

単たん簡かんな
あそびあいて 漁火いさりび焚たきあげろ
あそびあいて 呼よぶ業わざの易やすきよ
目めと 目めが 惹ひかれ良よかれ
言ことの葉はでいざなう
あそびあいて 待まち続つづけた日々ひびは
あそびあいて おののく者ものばかり
其そは 其そは 見みつけたのか
人ひとは面白おもしろき 波なみを起おこすなり

18000 直撃ちょくげき 震ふるえる手て
表裏おもうら マルノリ もう一度いちど
海底かいてい撈らお月ゆえ 汝ふう等らには
さて さて 会あうべきだろう

有終ゆうしゅうの
ひとりぼっち 退屈たいくつがまさかの
ひとりぼっち 戯たわむれに変へんじて
身みを 身みを 預あずけるなら
祭まつりへと急いそぎて
あそびあいて 待まち続つづけた日々ひびよ
あそびあいて 別わかれを告つげるべき
気きが 気きが 浮うかれるまま
人ひとに交まじわりて 人ひとは友ともを得える