月下美人のように 歌詞 大月みやこ ふりがな付

月つきの雫しずく 素肌すはだにまとえば
今夜こんやだけ そばにいさせてほしい
躍おどらせて 両手りょうてひろげて
あなたの やさしい愛あいで
美うつくしい幻ゆめの 世界せかいへ
今いますぐに 連つれてって どうぞ

はかない恋こいだとしても
せつなく あなたに抱だかれ
咲さき誇ほこる 白しろい花はなに
見みえない明日あすだとしても
このまま 一いち夜やだけでも
夜よるに咲さく 月下美人げっかびじんのように

もしも少すこし 出逢であいが早はやけりゃ
どんな夢ゆめ 二人ふたり描えがいたでしょう
ありふれた毎日まいにちよりも
女おんなは 月つきの光ひかりで
美うつくしい花はなになれたら
それでいい 悔くやまない きっと

はかない愛あいだとしても
涙なみだで 素肌すはだを飾かざり
濡ぬれたまま 踊おどりましょう
哀かなしい別わかれが来きても
あなたを 胸むねに宿やどして
朝あさに散ちる 月下美人げっかびじんのように

はかない恋こいだとしても
せつなく あなたに抱だかれ
咲さき誇ほこる 白しろい花はなに
見みえない明日あすだとしても
このまま 一いち夜やだけでも
夜よるに咲さく 月下美人げっかびじんのように