春はる知しらぬ 厚岸草あっけしそうの
紅べには怨うらみの 色いろなのか
さだめ似通にかよう 放浪花さすらいばなを
抱だけば時雨しぐれる 去こし方かたの空そら
しあわせを 分わけ合あえなくて
泣ないて別わかれた ひともいた
北きたの岬みさきに 漁火いさりび 燃もえりゃ
思おもい出だします 去こし方かたの宿やど
盃さかずきに 浮うかべて偲しのぶ
母ははよいとしの 故郷ふるさとよ
月日つきひは戻もどらぬ 旅人たびびとだから
ギター泣なけ泣なけ 去こし方かたの歌うた
春haru知shiらぬranu 厚岸草akkeshisouのno
紅beniはha怨uraみのmino 色iroなのかnanoka
さだめsadame似通nikayoうu 放浪花sasuraibanaをwo
抱daけばkeba時雨shiguれるreru 去koしshi方kataのno空sora
しあわせをshiawasewo 分waけke合aえなくてenakute
泣naいてite別wakaれたreta ひともいたhitomoita
北kitaのno岬misakiにni 漁火isaribi 燃moえりゃerya
思omoいi出daしますshimasu 去koしshi方kataのno宿yado
盃sakazukiにni 浮uかべてkabete偲shinoぶbu
母hahaよいとしのyoitoshino 故郷furusatoよyo
月日tsukihiはha戻modoらぬranu 旅人tabibitoだからdakara
ギタgitaー泣naけke泣naけke 去koしshi方kataのno歌uta