二度にどとない人生じんせいだから
一輪いちりんの花はなにも
無限むげんの愛あいを
そそいでゆこう
一羽いちわの鳥とりの声こえにも
無心むしんの耳みみを
かたむけてゆこう
二度にどとない人生じんせいだから
一匹いっぴきのこおろぎでも
ふみころさないように
こころしてゆこう
どんなにか
よろこぶことだろう
二度にどとない人生じんせいだから
一いっぺんでも多おおく
便たよりをしよう
返事へんじは必かならず
書かくことにしよう
二度にどとない人生じんせいだから
まず一番いちばん身近みぢかな者ものたちに
できるだけのことをしよう
貧まずしいけれど
こころ豊ゆたかに接せっしてゆこう
二度にどとない人生じんせいだから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思おもい
足あしをとどめてみつめてゆこう
二度にどとない人生じんせいだから
のぼる日ひしずむ日ひ
まるい月つきかけてゆく月つき
四季しきそれぞれの
星々ほしぼしの光ひかりにふれて
わがこころを
あらいきよめてゆこう
二度にどとない人生じんせいだから
戦争せんそうのない世よの
実現じつげんに努力どりょくしよう
そういう詩うたを
一篇いっぺんでも多おおく
作つくってゆこう
わたしが死しんだら
あとをついでくれる
若わかい人ひとたちのために
この大願だいがんを
書かきつづけてゆこう
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
一輪ichirinのno花hanaにもnimo
無限mugenのno愛aiをwo
そそいでゆこうsosoideyukou
一羽ichiwaのno鳥toriのno声koeにもnimo
無心mushinのno耳mimiをwo
かたむけてゆこうkatamuketeyukou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
一匹ippikiのこおろぎでもnokoorogidemo
ふみころさないようにfumikorosanaiyouni
こころしてゆこうkokoroshiteyukou
どんなにかdonnanika
よろこぶことだろうyorokobukotodarou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
一ixtuぺんでもpendemo多ooくku
便tayoりをしようriwoshiyou
返事henjiはha必kanaらずrazu
書kaくことにしようkukotonishiyou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
まずmazu一番ichiban身近mijikaなna者monoたちにtachini
できるだけのことをしようdekirudakenokotowoshiyou
貧mazuしいけれどshiikeredo
こころkokoro豊yutaかにkani接sextuしてゆこうshiteyukou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
つゆくさのつゆにもtsuyukusanotsuyunimo
めぐりあいのふしぎをmeguriainofushigiwo思omoいi
足ashiをとどめてみつめてゆこうwotodometemitsumeteyukou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
のぼるnoboru日hiしずむshizumu日hi
まるいmarui月tsukiかけてゆくkaketeyuku月tsuki
四季shikiそれぞれのsorezoreno
星々hoshiboshiのno光hikariにふれてnifurete
わがこころをwagakokorowo
あらいきよめてゆこうaraikiyometeyukou
二度nidoとないtonai人生jinseiだからdakara
戦争sensouのないnonai世yoのno
実現jitsugenにni努力doryokuしようshiyou
そういうsouiu詩utaをwo
一篇ippenでもdemo多ooくku
作tsukuってゆこうtteyukou
わたしがwatashiga死shiんだらndara
あとをついでくれるatowotsuidekureru
若wakaいi人hitoたちのためにtachinotameni
このkono大願daiganをwo
書kaきつづけてゆこうkitsuduketeyukou