昭和流行歌 歌詞 増位山太志郎 ふりがな付

俺おれは待まってるぜ 別わかれても好すきな人ひと
よせばいいのに骨ほねまで愛あいして
アケミという名なで十八じゅうはちで花はなから花はなへと噂うわさの女おんな
帰かえってこいよ 北きたの宿やどから
ごめんね 与作よさくろくでなし
君きみはこころの妻つまだから
おまえに抱かかえよう おもいやり
愛あいのふれあい 俺おれは待まってるぜ

私わたしは街まちの子こ ひばりのマドロスさん
影かげを慕したいて 今日きょうでお別わかれ
星ほしは何なにんでも 知しっている
小指こゆびの想おもい出で ゆうべの秘密ひみつ
知しりすぎたのね なみだの操みさお
せんせいサチコ 悲かなしい酒さけ
夜霧よぎりよ 今夜こんやもありがとう
あなたまかせの夜よるだから
生命いのちかれても 私わたしは街まちの子こ

俺おれは淋さびしいんだ 人生じんせいの並木道なみきみち
ついて来くるかい倖しあわせさがして
酒さけは涙なみだか溜息ためいきか死しぬまで一緒いっしょにいつでも夢ゆめを
二人ふたりの世界せかい おれでよければ
南国なんごく土佐とさを後あとにして
お嫁よめにおいで お富とみさん 有楽町ゆうらくちょうで逢あいましょう
リンゴ追分おいわけ 俺おれは淋さびしいんだ

我慢がまんできないわ 泣なかないで 好すきだった
黒くろい花はなびら人生じんせいいろいろ
どうせひろった恋こいだもの 青あおい背広せびろで惚ほれたって駄目だめよ
矢や切ぎりの渡わたし リンゴ村むらから
そんな夕子ゆうこに惚ほれました
酒さけよ 再会さいかい かえり船ぶね また逢あう日ひまでカスマプゲ
命いのちくれない ハイそれまでよ