片隅にひとり 歌詞 来生たかお ふりがな付

都会とかいのうつろいに 身みを任まかせても
あたりを見渡みわたすと 同おなじ顔かおつき
グラスを重かさねてる 夜よるの片隅かたすみ
恋こいさえ今いままるで 病やまいいのようだ

熱あつい想おもい刻きざんで 夜よるが燃もえつきる
恋心こいごころ ネオン色いろにかくれて
あなただけが全すべてで 夢ゆめをつなぐのに
恋心こいごころ あおざめて沈しずんでく

誰だれもがうつろいに 埋うもれている
あたりを見渡みわたすと 同おなじ顔かおつき
ひとりでかかえてる この淋さびしさは
あなたに会あうまでは 消きえそうもない

今いまはグラスかざして 片隅かたすみにひとり
恋心こいごころ 呟つぶやきの海うみに浮うく
せめて約束やくそくの日ひは 花束はなたばかかえて
恋心こいごころ バラ色いろに染そめ替かえる