Sacrifice 歌詞 妖精帝國 ふりがな付

赤あかい瞳ひとみを持もつ少女しょうじょは
忌いみ嫌きらわれて檻おりの中なか

悪魔あくまの申もうし子ごだと
貶けなされ罵ののしられた

怖こわい顔かおした予言よげんの老婆ろうば
ある日ひ少女しょうじょに囁ささやいた

赤星あかぼし昇のぼる頃ころに
自由じゆうが訪おとずれると

Antares Antares Antares Cor Scorpii

手てに入いれた筈はずの 初はじめての自由じゆうは怖こわくて
閉とじこめたまま 檻おりから抜ぬけ出だせない Sacrifice

赤あかい瞳ひとみを持もつ少女しょうじょは
積つもる不平ふへいの犠牲者ぎせいしゃで

本当ほんとうの自由じゆうなんて
束縛そくばくよりも重おもい

Antares Antares Antares Cor Scorpii

燃もえるような赤あかい 瞳ひとみよ星ほしとなりこの世よの
忌いまわしい過去かこを 全すべて焼やき尽つくして Sacrifice

逃にげ出だした夜よるに 行いき着ついた静しずかな湖水こすいで
波間なみまに揺ゆれる 赤あかく輝またたく星ほしへ
瞳ひとみを重かさね沈しずむ いまひとつに Sacrifice