朝焼けの番人 歌詞 植田真梨恵 ふりがな付

おうちに帰かえろう、黙だまってひとり
朝焼あさやけがこっそり知しってる。

顔かおをしかめて 僕ぼくを追おってきてくれた君きみのこと。
もういちどふりかえって
手てを伸のばせば掴つかむこともできた、ああ。

ふしめがちに散ちらばる弱よわさは
今いま僕ぼくが君きみのそばにいることに何なにの疑問ぎもんも持もたせないけど、

今日きょうは帰かえるよ
わからない、わからない、わからないことばかりだ
おうちに帰かえろう、黙だまってひとり
朝焼あさやけがこっそり見みてる。
ふりかえらず歩あるいた 君きみはどんな顔かおしてたの?
肌寒はだざむい風かぜが鳴なく

でたらめなうそ 君きみをこまらせるような本当ほんとうなら 言いわなければよかった。
かんたんなことほど難むずかしく思おもえた、ああ。

この言葉ことばがふたりをダメにしても
できるならその表情ひょうじょうを崩くずして、変かわりゆく全すべてをその目めで見みていて

今日きょうは帰かえるよ
わからない、わからない。僕ぼくをきらいにならないで
おうちに帰かえろう その急いそぎ足あし
まだ君きみをこっそり見みてる
何なにも言いわず過すごした 心こころにさわってみたかった
出逢であった頃ころの匂におい

思おもい思おもいに消化しょうかする日々ひび
忘わすれたくない、すきだよ
14時間後じかんごには ふつうにメールを送おくるよ
悪わるい夢ゆめから覚さめる、帰かえる、帰かえろう、帰かえって。