まわりみち 歌詞 中西圭三 ふりがな付

時計とけいばかりを 気きにする
人ひとが行いき交かう 街まちで
立たち止どまれず いつもいたよ

仕事しごとや日々ひびに 追おわれて
季節きせつも わからぬほど
走はしり抜ぬけて ここにきた

歩道橋ほどうきょうの上うえで 予定よていを変かえて
雲くもの流ながれる方ほうへ 足あしを向むけた

今日きょうから まわりみちで
違ちがう角かどを 曲まがろう
心こころの窓まどを あけて
大おおきな自由じゆう 描えがこう

背せの高たかい草くさ かき分わけ
未来みらいを 探さがしていた
少年しょうねんの日ひ この胸むねに

新あたらしい名前なまえや 涙なみだに触ふれて
僕ぼくたちはこの街まちで 優やさしくなれた

誰だれもが まわりみちで
出会であうものが あるはず
知しらない 風かぜの声こえは
やがて生うまれる 唄うたに

今日きょうから まわりみちで
違ちがう僕ぼくを 探さがそう
心こころの窓まどを あけて
大おおきな自由じゆう 描えがこう

誰だれもが まわりみちで
出会であうものが あるはず
いつかは 叶かなえてゆく
勇気ゆうきひとつを 抱だいて