俺たちの祭 歌詞 中村雅俊 ふりがな付

君きみの手てをとり
心こころの海うみに白しろい小舟こぶねを浮うかべる
愛あいの帆ほをはり
月つきのさやかに 風かぜのそよぎに漂ただよえば
いつか二人ふたりは 見知みしらぬ遠とおい島しまへ
そんな風ふうな夢ゆめを見みる
俺おれを笑わらってくれ 今いま

君きみの手てをとり
別わかれを告つげるつらさ何なにに例たとえよう
愛あいの残のこり火び
揺ゆれて激はげしく 君きみを抱だきたくなりそうで
まるで雲間くもまに さし込こむ光ひかりに似にて
まっすぐに俺おれを見みる
君きみがいじらしいよ 今いま

遠とおい島しまでは別わかれのない愛あいがあるそうな

君きみの手てをとり
このままいれば君きみを傷きずつけそうで
細ほそまって行いく
愛あいのかたちに 耐たえきれぬ俺おれのわがまま
遠とおい島しままで 君きみを連つれて行いきたいよ
迷まよいもまどいも
消きえ果はてる光ひかりの地ちへ 今いま

遠とおい島しまでは別わかれのない愛あいがあるそうな