膝ひざにのせてみる アルバムめくる
風かぜの遠とおい記憶きおく 古ふるい写真しゃしんの奥おく
つよがりの日々ひび がむしゃらな日々ひび
自信じしんだけが味方みかただった
カメラ睨にらんだ 少年しょうねんの顔かお
振ふり向むいてみても 何なにも見みえない
掌てのひらの中なか 把つかんだものはない
いいんだよそれで あるじゃないそこに
汚よごれていても 細ほそくても
足あしもとにある 今日きょうまでの道みち
walk this way 歩あるいてゆく
たとえ 水みずのない花瓶かびんの中なかでも
この世よに咲さく花はなとして 生いきてみせるさ
小ちいさなものなら 拾ひろってみたさ
粉々こなごなになった 夢ゆめのかけらさ
いいじゃないそれで うつ向むいたままで
虹にじの向むこうで悲かなしみはやがて美うつくしい想おもい出でになるさ
walk this way 歩あるいてゆく
たとえ 飛とばされた帽子ぼうしになっても
転ころがりながら風かぜの中なかで 生いきてみせるさ
どこかで道みちを ちがえていても
はじめから違ちがう 道みちだとしても
いいじゃないそれで 今日きょうのままの君きみで
だってずっとずっと 今日きょうまで この道みちを
歩あるいてきたから
膝hizaにのせてみるninosetemiru アルバムarubamuめくるmekuru
風kazeのno遠tooいi記憶kioku 古furuいi写真syashinのno奥oku
つよがりのtsuyogarino日々hibi がむしゃらなgamusyarana日々hibi
自信jishinだけがdakega味方mikataだったdatta
カメラkamera睨niraんだnda 少年syounenのno顔kao
振fuりri向muいてみてもitemitemo 何naniもmo見miえないenai
掌tenohiraのno中naka 把tsukaんだものはないndamonohanai
いいんだよそれでiindayosorede あるじゃないそこにarujanaisokoni
汚yogoれていてもreteitemo 細hosoくてもkutemo
足ashiもとにあるmotoniaru 今日kyouまでのmadeno道michi
walk this way 歩aruいてゆくiteyuku
たとえtatoe 水mizuのないnonai花瓶kabinのno中nakaでもdemo
このkono世yoにni咲saくku花hanaとしてtoshite 生iきてみせるさkitemiserusa
小chiiさなものならsanamononara 拾hiroってみたさttemitasa
粉々konagonaになったninatta 夢yumeのかけらさnokakerasa
いいじゃないそれでiijanaisorede うつutsu向muいたままでitamamade
虹nijiのno向muこうでkoude悲kanaしみはやがてshimihayagate美utsukuしいshii想omoいi出deになるさninarusa
walk this way 歩aruいてゆくiteyuku
たとえtatoe 飛toばされたbasareta帽子boushiになってもninattemo
転koroがりながらgarinagara風kazeのno中nakaでde 生iきてみせるさkitemiserusa
どこかでdokokade道michiをwo ちがえていてもchigaeteitemo
はじめからhajimekara違chigaうu 道michiだとしてもdatoshitemo
いいじゃないそれでiijanaisorede 今日kyouのままのnomamano君kimiでde
だってずっとずっとdattezuttozutto 今日kyouまでmade このkono道michiをwo
歩aruいてきたからitekitakara