ボクがまだちっちゃいころ
今いまでも十分じゅうぶんちっちゃいけど
ボクの部屋へやの机つくえの中なか
緑みどりの国くにの王様おうさまがいた
カレはとてもちっちゃくて
だけど輝かがやくケープをまとい
「私わたしはダレも愛あいさない
途方とほうにくれるだけさ
雲くもと人ひとの行ゆく果はてを
食事しょくじのお礼れいに
そうだ お前まえに見みせてやろう」
ボクの部屋へやの机つくえの中なか
ちっちゃな緑みどりの王様おうさまは
えらいくせに気きが弱よわくて
ちっちゃな音おとにもおびえて
机つくえの奥おくの方位ほうい磁石じしゃく
かげに隠かくれて震ふるえていた
「私わたしは何なにも怖こわくない
死しぬ日ひのわかるだけさ
雲くもと人ひとの行ゆく果はてを
食事しょくじのお礼れいに
そうだ お前まえに見みせてやろう
クレーター
クレーター
月つきまで行ゆくのさ」
ボクは今いまでもちっちゃいけど
少すこしはこれでも大人おとなになって
ボクの部屋へやの机つくえの中なか
緑みどりの国くにの王様おうさまはいない
カレはいつか出でてく時とき
指輪ゆびわをボクにくれた
「私わたしはだれも愛あいさない
けれどもお前まえは好すきだ
雲くもと人ひとの行ゆく果はてを
最後さいごのお礼れいに
そうだ お前まえに見みせてやろう
クレーター
クレーター
月つきまで行ゆくのさ」
「雲くもと人ひとの行ゆく果はてを
最後さいごのお礼れいに
そうだ お前まえに見みせてやろう
クレーター
クレーター
月つきまで行ゆくのさ
クレーター
クレーター
月つきまで行ゆくのさ」
ボクbokuがまだちっちゃいころgamadachitchaikoro
今imaでもdemo十分juubunちっちゃいけどchitchaikedo
ボクbokuのno部屋heyaのno机tsukueのno中naka
緑midoriのno国kuniのno王様ousamaがいたgaita
カレkareはとてもちっちゃくてhatotemochitchakute
だけどdakedo輝kagayaくkuケkeープpuをまといwomatoi
「私watashiはhaダレdareもmo愛aiさないsanai
途方tohouにくれるだけさnikurerudakesa
雲kumoとto人hitoのno行yuくku果haてをtewo
食事syokujiのおnoo礼reiにni
そうだsouda おo前maeにni見miせてやろうseteyarou」
ボクbokuのno部屋heyaのno机tsukueのno中naka
ちっちゃなchitchana緑midoriのno王様ousamaはha
えらいくせにeraikuseni気kiがga弱yowaくてkute
ちっちゃなchitchana音otoにもおびえてnimoobiete
机tsukueのno奥okuのno方位houi磁石jisyaku
かげにkageni隠kakuれてrete震furuえていたeteita
「私watashiはha何naniもmo怖kowaくないkunai
死shiぬnu日hiのわかるだけさnowakarudakesa
雲kumoとto人hitoのno行yuくku果haてをtewo
食事syokujiのおnoo礼reiにni
そうだsouda おo前maeにni見miせてやろうseteyarou
クレkureータtaー
クレkureータtaー
月tsukiまでmade行yuくのさkunosa」
ボクbokuはha今imaでもちっちゃいけどdemochitchaikedo
少sukoしはこれでもshihakoredemo大人otonaになってninatte
ボクbokuのno部屋heyaのno机tsukueのno中naka
緑midoriのno国kuniのno王様ousamaはいないhainai
カレkareはいつかhaitsuka出deてくteku時toki
指輪yubiwaをwoボクbokuにくれたnikureta
「私watashiはだれもhadaremo愛aiさないsanai
けれどもおkeredomoo前maeはha好suきだkida
雲kumoとto人hitoのno行yuくku果haてをtewo
最後saigoのおnoo礼reiにni
そうだsouda おo前maeにni見miせてやろうseteyarou
クレkureータtaー
クレkureータtaー
月tsukiまでmade行yuくのさkunosa」
「雲kumoとto人hitoのno行yuくku果haてをtewo
最後saigoのおnoo礼reiにni
そうだsouda おo前maeにni見miせてやろうseteyarou
クレkureータtaー
クレkureータtaー
月tsukiまでmade行yuくのさkunosa
クレkureータtaー
クレkureータtaー
月tsukiまでmade行yuくのさkunosa」