眼指 歌詞 陰陽座 ふりがな付

其その 眸ひとみに 映うつされればこそ
此この 世界せかいに 私わたしが 在あると 念おもふ

挿すげる 詞ことば つと 応いらふ
声こえは 聴するけど 目顔めがおは 通とおり過すぎる

彼あの日ひ 毀こぼれた 情こころ
今いまは 戻もどれない 藐とおき日ひよ
何時いつか 窺うかがい 損そんぬ
二度にどと 帰かえらない 眼指まなざしよ

此この 一身ひとみを 隠かくされる 如ごとく
其その 世界せかいに 私わたしは 在あり得えない

目合めあいふように じっと 乞こうる
目ぼくの 指ゆびで 瞬まじろぐ 刹那せつな 捕とらわれるを

彼あの日ひ 毀こぼれた 情こころ
今いまは 戻もどれない 藐とおき日ひよ
何時いつか 窺うかがい 損そんぬ
二度にどと 帰かえらない 眼指まなざしよ

祈いのるように 流ながれ 落おちつる
離ありし 泪なみだ 責せめて 見み留とめて 其その 目路めじに

終ついに 零こぼれた 顰ひそみ
まるで さよならに 代かえる 目め翳かざせよ
渾すべて 鎖とざして 消きえる
愛いとし 眸ひとみから