通とおり過すぎた雨あめの匂においは切せつなくて
今いまでもまだ僕ぼくは覚おぼえてる
やけに眩まぶしくて肌はだの匂においがした
あの日ひは路面ろめんが焼やけていた
ガラガラの電車でんしゃ 君きみを連つれて行いった
あの日ひの事こと 僕ぼくは覚おぼえてる
七月しちがつ五日いつかのあの出来事できごとに
告つげる想おもいはもう無ないから
通とおり過すぎてく電車でんしゃがさ
無力むりょくだったあの日ひの僕ぼくを
責せめ立たてる様ように走はしるから
何なにも言いわず僕ぼくは足あしを止とめた
過すぎてしまった
思おもい出でも消きえてしまって
あの空間くうかん 思おもい出でになって
居いなくなっちゃうのは悲かなしいけどさ
貴方あなたと過すごした日々ひびは糧かてになっていく
地下鉄ちかてつの駅えきを降おりて探さがした
通とおり過すぎた僕ぼくと君きみの夏なつ
改札かいさつを抜ぬけて夏なつの匂においがした
陽炎かげろうが僕ぼくを待まっていた
七月しちがつ五日いつかは雨あめが降ふった
君きみとの記憶きおくを流ながすように
二度にどと戻もどれない一秒いちびょうが
ほら 刻々こくこくと過すぎていくんだって
過すぎてしまった
思おもい出でも消きえてしまって
あの空間くうかん 思おもい出でになって
居いなくなっちゃうのは悲かなしいけどさ
貴方あなたと過すごした日々ひびは糧かてになっていく
明あけ方がたのホーム 2人ふたりで始発しはつを待まっていた
あの時間じかんはもう戻もどらないけど
居いなくなった貴方あなたを想おもってしまうのは
無意識むいしきにずっと考かんがえているからでしょう
過すぎてしまった
あの場所ばしょで息いきを吸すっている
あの思おもい出でが背中せなかを押おしたよ
生いきてるんだこの場所ばしょで
そう思おもえるのは君きみから貰もらった
思おもい出でがあるから
繰くり返へんえす日々ひびはまたやって来くるし
君きみと花火はなびを見みたかったことも
間違まちがったように 重かさなったように
本当ほんとう 何なになんだよ
本当ほんとう 無責任むせきにんだよ
通tooりri過suぎたgita雨ameのno匂nioいはiha切setsuなくてnakute
今imaでもまだdemomada僕bokuはha覚oboえてるeteru
やけにyakeni眩mabuしくてshikute肌hadaのno匂nioいがしたigashita
あのano日hiはha路面romenがga焼yaけていたketeita
ガラガラgaragaraのno電車densya 君kimiをwo連tsuれてrete行iったtta
あのano日hiのno事koto 僕bokuはha覚oboえてるeteru
七月shichigatsu五日itsukaのあのnoano出来事dekigotoにni
告tsuげるgeru想omoいはもうihamou無naいからikara
通tooりri過suぎてくgiteku電車densyaがさgasa
無力muryokuだったあのdattaano日hiのno僕bokuをwo
責seめme立taてるteru様youにni走hashiるからrukara
何naniもmo言iわずwazu僕bokuはha足ashiをwo止toめたmeta
過suぎてしまったgiteshimatta
思omoいi出deもmo消kiえてしまってeteshimatte
あのano空間kuukan 思omoいi出deになってninatte
居iなくなっちゃうのはnakunatchaunoha悲kanaしいけどさshiikedosa
貴方anataとto過suごしたgoshita日々hibiはha糧kateになっていくninatteiku
地下鉄chikatetsuのno駅ekiをwo降oりてrite探sagaしたshita
通tooりri過suぎたgita僕bokuとto君kimiのno夏natsu
改札kaisatsuをwo抜nuけてkete夏natsuのno匂nioいがしたigashita
陽炎kagerouがga僕bokuをwo待maっていたtteita
七月shichigatsu五日itsukaはha雨ameがga降fuったtta
君kimiとのtono記憶kiokuをwo流nagaすようにsuyouni
二度nidoとto戻modoれないrenai一秒ichibyouがga
ほらhora 刻々kokukokuとto過suぎていくんだってgiteikundatte
過suぎてしまったgiteshimatta
思omoいi出deもmo消kiえてしまってeteshimatte
あのano空間kuukan 思omoいi出deになってninatte
居iなくなっちゃうのはnakunatchaunoha悲kanaしいけどさshiikedosa
貴方anataとto過suごしたgoshita日々hibiはha糧kateになっていくninatteiku
明aけke方gataのnoホhoームmu 2人futariでde始発shihatsuをwo待maっていたtteita
あのano時間jikanはもうhamou戻modoらないけどranaikedo
居iなくなったnakunatta貴方anataをwo想omoってしまうのはtteshimaunoha
無意識muishikiにずっとnizutto考kangaえているからでしょうeteirukaradesyou
過suぎてしまったgiteshimatta
あのano場所basyoでde息ikiをwo吸suっているtteiru
あのano思omoいi出deがga背中senakaをwo押oしたよshitayo
生iきてるんだこのkiterundakono場所basyoでde
そうsou思omoえるのはerunoha君kimiからkara貰moraったtta
思omoいi出deがあるからgaarukara
繰kuりri返henえすesu日々hibiはまたやってhamatayatte来kuるしrushi
君kimiとto花火hanabiをwo見miたかったこともtakattakotomo
間違machigaったようにttayouni 重kasaなったようにnattayouni
本当hontou 何naniなんだよnandayo
本当hontou 無責任musekininだよdayo