浮雲 歌詞 森若里子 ふりがな付

風かぜと旅たびゆく 浮雲うきぐもに
何処どこか運命さだめが 似にたふたり
木この葉舟はぶねでも 私わたしはいいの
ふたり一緒いっしょの 人生たびならば
こころを結むすび 歩あるいてゆける
あなたの杖つえに なりたいの

空そらにちぎれる 浮雲うきぐもよ
泣なけば日暮ひぐれの 雨あめになる
あなた飲のむ酒さけ 涙なみだであれば
分わけて下ください 私わたしにも
こころの冬ふゆに 灯あかりを点ともす
あなたの愛あいと 生いきてゆく

明日あすが見みえない 浮雲うきぐもに
命いのちふたつを 乗のせてゆく
夢ゆめのつぼみか 雪割ゆきわり草そうよ
春はるを祈いのって 水みずをやる
ふたりは一人ひとり ひとりは二人ふたり
あなたの愛あいが 道みちしるべ