風かぜがなくても 女おんなはゆれる
まして涙なみだの 流ながれ川がわ
恋こいに破やぶれた おしろい舟ぶねの
夢ゆめをつなげる 止とまり木ぎは
酒さけという名なの 船着場ふなつきば
笹ささの小舟こぶねに 蝶々ちょうちょうの恋こいを
乗のせて流ながれた 三十路みそじ川がわ
浮ういた 浮ういたの 夢ゆめからさめりゃ
あなたなしには 生いきられぬ
悔くやみばかりが 肌はだを刺さす
廻まわりつづける 運命さだめの水車すいしゃ
過去かこが凍いてつく 酒場さかば川がわ
夢ゆめを失なくした おしろい舟ぶねの
折おれた身棹みざおに 止とまるのは
過去かこという名なの 赤あかとんぼ
風kazeがなくてもganakutemo 女onnaはゆれるhayureru
ましてmashite涙namidaのno 流nagaれre川gawa
恋koiにni破yabuれたreta おしろいoshiroi舟buneのno
夢yumeをつなげるwotsunageru 止toまりmari木giはha
酒sakeというtoiu名naのno 船着場funatsukiba
笹sasaのno小舟kobuneにni 蝶々chouchouのno恋koiをwo
乗noせてsete流nagaれたreta 三十路misoji川gawa
浮uいたita 浮uいたのitano 夢yumeからさめりゃkarasamerya
あなたなしにはanatanashiniha 生iきられぬkirarenu
悔kuyaみばかりがmibakariga 肌hadaをwo刺saすsu
廻mawaりつづけるritsudukeru 運命sadameのno水車suisya
過去kakoがga凍iてつくtetsuku 酒場sakaba川gawa
夢yumeをwo失naくしたkushita おしろいoshiroi舟buneのno
折oれたreta身棹mizaoにni 止toまるのはmarunoha
過去kakoというtoiu名naのno 赤akaとんぼtonbo