北きた行いく列車れっしゃの 窓辺まどべには
恋こいにはぐれた 女おんながひとり
きっぷ片道かたみち 荷物にもつがひとつ
あなた追おいかけ ここまで来きたの
涙なみだかみしめ 階段かいだんのぼる
津軽つがるさいはて 龍たっ飛埼ぴざき灯台とうだい
出でて行いく姿すがたを 追おいもせず
この手て離はなした 私わたしが悪わるい
漁場りょうば暮くらしが 嫌いやだと泣ないた
ばかな女おんなを 許ゆるしてあなた
行ゆき場ばなくした 心こころの中なかで
風かぜがあばれる 龍たっ飛埼ぴざき灯台とうだい
想おもい出で運はこんで 風かぜが啼なき
白しろい灯台とうだい 吹雪ふぶきにかすむ
沖おきに漂ただよう あなたの船ふねを
灯あかりかざして 守まもっておくれ
ふたり出直でなおす 最後さいごの港みなと
北きたの春はる待まつ 龍たっ飛埼ぴざき灯台とうだい
龍たっ飛埼ぴざき灯台とうだい
北kita行iくku列車ressyaのno 窓辺madobeにはniha
恋koiにはぐれたnihagureta 女onnaがひとりgahitori
きっぷkippu片道katamichi 荷物nimotsuがひとつgahitotsu
あなたanata追oいかけikake ここまでkokomade来kiたのtano
涙namidaかみしめkamishime 階段kaidanのぼるnoboru
津軽tsugaruさいはてsaihate 龍taxtu飛埼pizaki灯台toudai
出deてte行iくku姿sugataをwo 追oいもせずimosezu
このkono手te離hanaしたshita 私watashiがga悪waruいi
漁場ryouba暮kuraしがshiga 嫌iyaだとdato泣naいたita
ばかなbakana女onnaをwo 許yuruしてあなたshiteanata
行yuきki場baなくしたnakushita 心kokoroのno中nakaでde
風kazeがあばれるgaabareru 龍taxtu飛埼pizaki灯台toudai
想omoいi出de運hakoんでnde 風kazeがga啼naきki
白shiroいi灯台toudai 吹雪fubukiにかすむnikasumu
沖okiにni漂tadayoうu あなたのanatano船funeをwo
灯akaりかざしてrikazashite 守mamoっておくれtteokure
ふたりfutari出直denaoすsu 最後saigoのno港minato
北kitaのno春haru待maつtsu 龍taxtu飛埼pizaki灯台toudai
龍taxtu飛埼pizaki灯台toudai