海峡恋歌 歌詞 西尾夕紀 ふりがな付

海うみを渡わたった あのひとに
心こころあずけた 恋こいひとつ
背伸せのびしたって 遠とおい人ひと
知しっていながら 抱だかれたの
離はなれたくない あなたのそばを
世間知せけんしらずと 言いわれても
恋こいしくて ああ 恋こいしくて
ああ 胸むねまで 痛いたみます

小雪こゆきちらつく 海峡かいきょうは
未練みれんごころを 凍こおらせる
熱あつい涙なみだで 溶とかしても
波なみがふたりを 引ひき離はなす
私わたしひとりで 生いきられますか
強つよいおんなに なれますか
恋こいしくて ああ 恋こいしくて
ああ 胸むねまで 痛いたみます

あなた忘わすれて 生いきるには
辛つらい旅たびです 別離わかれです
いくつ季節きせつが 変かわったら
めぐり逢あえるの 幸しあわせに
燃もえて焦こがれて 思おもいを尽つくし
愛あいに泣なくなら それもいい
恋こいしくて ああ 恋こいしくて
ああ 胸むねまで 痛いたみます