よみ:はなになったしょうねんのしんわ
花になった少年の神話 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
それはそれは遠とおい昔むかしの物語ものがたり
遥はるかな国くにのお話はなし
眩まぶしい空そらの下したで太陽の神ぼくと少年きみは出逢であった
二人ふたりは幸しあわせだった…
「もう一度いちど巡めぐり逢あえたら…
もう一度いちど声こえが聞きけたら…
君きみだけを失なくしたままで
何処どこへゆけばいい?」
鮮あざやかに緩ゆるやかに陽光ひかりを貪むさぼりながら
運命うんめいは残酷ざんこくの楽園らくえんへと崩くずれ落おちた
愛あいし合あう者ものは周囲しゅういの嫉妬しっとを呼よび起おこすもの
彼かれらの仲なかを 雲くもの女神めがみは許ゆるさなかった
「SAY!SAY! 愛あいして SAY!SAY!
見みつめて SAY!SAY!私わたしに跪ひざまずきなさい
SAY!SAY! 誰だれより SAY!SAY! 私わたしこそ一番いちばん美うつくしい…!」
奪うばわれた躯からだに 女神めがみの爪痕つめあとが
狂気きょうきに侵おかされた 喜劇きげきの蜃気宴ミラージュ
少年しょうねんは変かわらず彼かれを待まち続つづけた
愛いとしき者ものが捕とらえられたと知しらずに…
「ようこそお待まちしていたわ ここは媚薬びやくの森もり
全すべてを忘わすれてここでさぁ愉たのしみましょう
お休やすみなさい 可哀想かわいそうな太陽たいようの神かみよ
お休やすみなさい 女神めがみが戻もどって来くるまで」
ほの暗ぐらい森もりのなか太陽たいようの神かみは目めを醒さました
風かぜの精せいが囁ささやいた
「大変たいへんよ 女神めがみは少年しょうねんのもとへ行いってしまったわ」
轟とどろく雷かみなりは 情熱じょうねつの矢やなの
私わたしは雲くもの女神ミューズ
手てに入はいらぬものなどこの手てで消けしてくれるわ…!
「許ゆるせない! 許ゆるせない! 私わたしじゃないなんて!
この心こころ邪魔じゃまするならいっそお前まえを…」
その時とき投なげられた毒矢どくやは貫つらぬいた
少年しょうねんは美うつくしい瞳ひとみを閉とじて
眠ねむりに落おちていった 言葉ことばも無ないままに
太陽たいようの神かみに愛あいを告つげられずに…
僕ぼくのなか蘇よみがえる眩まぶしい最初さいしょの出逢であい
どこまでも君きみは自由じゆうに空そらを巡めぐり輝かがやいてた
「なんて眩まぶしいひとだろう…
なんて眩まぶしいひとだろう…」
もっと仲良なかよくなりたいのに
いざとなるとうまくできない
「明日あしたこそはもっと
あのひとに話はなしかけよう」
少年しょうねんは憧あこがれた
無限むげんの翼つばさ広ひろげて
「SAY!SAY! 愛あいして SAY!SAY!
見みつめて SAY!SAY!私わたしに跪ひざまずきなさい
SAY!SAY! 誰だれより SAY!SAY!
私わたしこそ一番いちばん美うつくしい…!」
駆かけつけた太陽たいようの神かみは目めを見張みはった
夢ゆめだと願ねがっても 悲劇ひげきの幻想イマージュ
目覚めざめぬ少年しょうねんに頬ほお寄よせ口くちづけた
女神めがみは消きえ去さった
溢あふれ出だす涙なみだも構かまわずに
嗚呼ああ
ランララララン ララララン ララン…
やがて雲くもの隙間すきまから
ランララララン ララララン ララン…
黄金おうごんの光ひかり 差さしてゆく…
「微笑わらって…微笑わらって…
もう一度いちどその笑顔えがおを
僕ぼくに見みせて
共ともに過すごした
僅わずかな季節きせつ
浮うかぶよ
悲かなしみを知しるために出逢であった訳わけじゃない
せめて陽光ひかり浴あびて微笑ほほえむ
花はなに変かえてみせよう」
それはそれは遠とおい昔むかしの物語ものがたり
遥はるかな国くにのお話はなし
「カレンデュラ
僕ぼくは君きみを
カレンデュラ
照てらしつづける
カレンデュラ
君きみが咲さく限かぎり
カレンデュラ
僕ぼくは
カレンデュラ
僕ぼくは君きみの
カレンデュラ
太陽たいようになる
カレンデュラ
カレンデュラ
カレンデュラ
ずっと…」
遥はるかな国くにのお話はなし
眩まぶしい空そらの下したで太陽の神ぼくと少年きみは出逢であった
二人ふたりは幸しあわせだった…
「もう一度いちど巡めぐり逢あえたら…
もう一度いちど声こえが聞きけたら…
君きみだけを失なくしたままで
何処どこへゆけばいい?」
鮮あざやかに緩ゆるやかに陽光ひかりを貪むさぼりながら
運命うんめいは残酷ざんこくの楽園らくえんへと崩くずれ落おちた
愛あいし合あう者ものは周囲しゅういの嫉妬しっとを呼よび起おこすもの
彼かれらの仲なかを 雲くもの女神めがみは許ゆるさなかった
「SAY!SAY! 愛あいして SAY!SAY!
見みつめて SAY!SAY!私わたしに跪ひざまずきなさい
SAY!SAY! 誰だれより SAY!SAY! 私わたしこそ一番いちばん美うつくしい…!」
奪うばわれた躯からだに 女神めがみの爪痕つめあとが
狂気きょうきに侵おかされた 喜劇きげきの蜃気宴ミラージュ
少年しょうねんは変かわらず彼かれを待まち続つづけた
愛いとしき者ものが捕とらえられたと知しらずに…
「ようこそお待まちしていたわ ここは媚薬びやくの森もり
全すべてを忘わすれてここでさぁ愉たのしみましょう
お休やすみなさい 可哀想かわいそうな太陽たいようの神かみよ
お休やすみなさい 女神めがみが戻もどって来くるまで」
ほの暗ぐらい森もりのなか太陽たいようの神かみは目めを醒さました
風かぜの精せいが囁ささやいた
「大変たいへんよ 女神めがみは少年しょうねんのもとへ行いってしまったわ」
轟とどろく雷かみなりは 情熱じょうねつの矢やなの
私わたしは雲くもの女神ミューズ
手てに入はいらぬものなどこの手てで消けしてくれるわ…!
「許ゆるせない! 許ゆるせない! 私わたしじゃないなんて!
この心こころ邪魔じゃまするならいっそお前まえを…」
その時とき投なげられた毒矢どくやは貫つらぬいた
少年しょうねんは美うつくしい瞳ひとみを閉とじて
眠ねむりに落おちていった 言葉ことばも無ないままに
太陽たいようの神かみに愛あいを告つげられずに…
僕ぼくのなか蘇よみがえる眩まぶしい最初さいしょの出逢であい
どこまでも君きみは自由じゆうに空そらを巡めぐり輝かがやいてた
「なんて眩まぶしいひとだろう…
なんて眩まぶしいひとだろう…」
もっと仲良なかよくなりたいのに
いざとなるとうまくできない
「明日あしたこそはもっと
あのひとに話はなしかけよう」
少年しょうねんは憧あこがれた
無限むげんの翼つばさ広ひろげて
「SAY!SAY! 愛あいして SAY!SAY!
見みつめて SAY!SAY!私わたしに跪ひざまずきなさい
SAY!SAY! 誰だれより SAY!SAY!
私わたしこそ一番いちばん美うつくしい…!」
駆かけつけた太陽たいようの神かみは目めを見張みはった
夢ゆめだと願ねがっても 悲劇ひげきの幻想イマージュ
目覚めざめぬ少年しょうねんに頬ほお寄よせ口くちづけた
女神めがみは消きえ去さった
溢あふれ出だす涙なみだも構かまわずに
嗚呼ああ
ランララララン ララララン ララン…
やがて雲くもの隙間すきまから
ランララララン ララララン ララン…
黄金おうごんの光ひかり 差さしてゆく…
「微笑わらって…微笑わらって…
もう一度いちどその笑顔えがおを
僕ぼくに見みせて
共ともに過すごした
僅わずかな季節きせつ
浮うかぶよ
悲かなしみを知しるために出逢であった訳わけじゃない
せめて陽光ひかり浴あびて微笑ほほえむ
花はなに変かえてみせよう」
それはそれは遠とおい昔むかしの物語ものがたり
遥はるかな国くにのお話はなし
「カレンデュラ
僕ぼくは君きみを
カレンデュラ
照てらしつづける
カレンデュラ
君きみが咲さく限かぎり
カレンデュラ
僕ぼくは
カレンデュラ
僕ぼくは君きみの
カレンデュラ
太陽たいようになる
カレンデュラ
カレンデュラ
カレンデュラ
ずっと…」