妻をめとらば(人を恋うる歌) 歌詞
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
みめ美うるわわしく 情なさけあり
友ともを選えらばば 書しょを読よみて
六分りくぶの侠気きょうき 四分しぶの熱ねつ
わが歌声うたごえの 高たかければ
酒さけに狂くるうと 人ひとの言いう
われにすぎたる
のぞみをば
君きみならではと 誰だれが知しる
馬骨
2022/04/24 03:22
与謝野鉄幹の作詩の歌であるが、三高寮歌に成ったり当時の日本人の心根を歌ったものである・・森繁節は一番を・・妻を娶らば才たけてとそのまま歌っているが、二番は鉄幹の人を恋うる歌・・義の有る処火をも踏むと一度友の情けに転換しているところを、「妻をめとらば」に準じて妻と共に生きて行く姿に替えて歌っている・・寮歌には太鼓が似合うが・・森繁節は味わいでゆくので太鼓はいらない・・