冬ふゆに旅たびする女おんなの哀あわれを
あなたはきっと 知しらないでしょう
ことし初はじめて ちらつく雪ゆきに
頬ほおをうたれて泣ないてる私わたし
寒さむいからお入いりよと
人ひとにすすめられ
部屋へやに入はいったけど なお寒さむい心こころ
私わたしは北きたへ帰かえります
北きた行いく船ふねで 帰かえります
たった二行にぎょうの 手紙てがみを残のこして
二人ふたりのくらし 終おわらせたけど
心こころなんてそんなに急きゅうに
変かわるものでは ないと知しった
夜明よあけには銀世界ぎんせかいと
教おしえられたけど
それを楽たのしむには 悲かなし過すぎる心こころ
私わたしは北きたへ帰かえります
北きた行いく船ふねで 帰かえります
冬fuyuにni旅tabiするsuru女onnaのno哀awaれをrewo
あなたはきっとanatahakitto 知shiらないでしょうranaidesyou
ことしkotoshi初hajiめてmete ちらつくchiratsuku雪yukiにni
頬hooをうたれてwoutarete泣naいてるiteru私watashi
寒samuいからおikarao入iりよとriyoto
人hitoにすすめられnisusumerare
部屋heyaにni入haiったけどttakedo なおnao寒samuいi心kokoro
私watashiはha北kitaへhe帰kaeりますrimasu
北kita行iくku船funeでde 帰kaeりますrimasu
たったtatta二行nigyouのno 手紙tegamiをwo残nokoしてshite
二人futariのくらしnokurashi 終owaらせたけどrasetakedo
心kokoroなんてそんなにnantesonnani急kyuuにni
変kawaるものではrumonodeha ないとnaito知shiったtta
夜明yoaけにはkeniha銀世界ginsekaiとto
教oshiえられたけどeraretakedo
それをsorewo楽tanoしむにはshimuniha 悲kanaしshi過suぎるgiru心kokoro
私watashiはha北kitaへhe帰kaeりますrimasu
北kita行iくku船funeでde 帰kaeりますrimasu